どっぷり、ベトナムに浸かって

ホーチミン市でベトナム人家族と住んでいます。日常生活の中から、人、環境、気候、果物、宗教などについて“驚き”を書きます。

ベトナムの仏教

2013-07-30 12:29:40 | 仏教

ベトナムは仏教が盛んです。大きな寺院は参拝者で賑わっています。葬式などにも仏教が深く関わっています。ただ、同じ仏教といっても隣国のカンボジア・ラオス、あるいはタイなどの仏教(小乗)とは異なり、いわゆる中国仏教(大乗)です。つまり、日本と同じです。

街をぶらついていて寺があれあれば必ず入ってみますが、“禅”という文字をよく見かけるので禅寺かと思えばそうでもありません。日本のように禅宗、浄土真宗、真言宗といった宗派の明確な区別はないのかも知れません。

「ベトナムの寺院で座禅する」ことを期待していましたが、まだ実現していません。

 


女性はやっぱり脱ぐときがいい

2013-07-29 10:20:45 | 

写真は、街中をオートバイで疾走するベトナム人女性の標準的なスタイルです。何故にこんなにも囲わなければならないのか、男にはどうも分かりかねるところなのですが。

行きつけのレストランで食事をしていると、窓越しにこのような姿の女性がオートバイを止めるのが見えます。それからが、ちょっとしたワクワク感の味わえるときです。

正常な(?)男どもは、彼女たちの変装に隠れた“本当の姿”を今までの経験を総動員して思い描くでしょう。

やがて、彼女たちはヘルメット、サングラス、マスク・・・と順に取り外し、最後に厚手のジャンバーを着てる人はそれを脱いで店に入ってきます。

初めに思い描いた姿どうりだったかどうか、男が独りでいる時のベトナムならではの楽しみかたです。同居のベトナム人に話すとニヤニヤしていました。


サイゴンはフランスに続く

2013-07-28 20:44:17 | 交通

ホーチミンは、ベトナム戦争前はサイゴンと呼ばれていました。今も街の所々にサイゴンという名前を見ることができますが、駅も「サイゴン駅(ガー サイゴン)」と呼ばれています。

私は、飛行機よりも列車の旅が好きです。サラリーマン時代の新幹線出張が懐かしいです。ベトナムでも鉄道の旅を夢見ていますがまだ実現していません。予約しなければならないと聞き、、急におっくうになったのがその理由です。

でも、街をうろついていて「踏切」があると列車の到着を待ちます。すると1時間に1本くらいの間隔で凄まじい警笛とともにやってきます。鉄路は中国、ロシアを経由してフランスまで続いています。通り過ぎた列車の後ろ姿を追いながら遠く“見はてぬ世界”を想う、異郷でこんな気持ちになるなんて。年を忘れます。女性に対する想いに通じます。

 


私が浸かっているのはこんな街

2013-07-27 16:15:34 | 環境

私の家のすぐ側を幅100メートルくらいの川が流れています。写真はその川の両岸の風景です。橋の上から東の方向、つまりカンボジアを背に南シナ海の方に向かって撮ったものです。

写真の中程、遠くに見えている高いビルはホーチミン市の中心地(1区、多くの観光客で賑わっているところ)です。約10キロメートル離れています。バスで25分ほどです。

住んでいるのはベトナム人ばかりで、外国人を見かけることはほとんどありません。従って、私はとても目立つようです。にこっと微笑んでくれる女性、いろいろ話しかけてくれるお爺さん、じろっと見つめる(一瞬、ギクッとしますが、実際はそうでもない)お兄さん、などとのすれ違いを朝晩に楽しんでいます。

街全体は1区などに較べて格段に貧しいといった印象です。1区で7年にわたり和風レストランを経営している方(日本人)からは、1区に住むことを勧められたりしますが、今の貧民街(?)での暮らしの中でこそ本当のベトナム人の生活に出会える思い、これからも住み続けるつもりです。

 


ベトナム人女性の魅力

2013-07-22 22:10:12 | 

私はもう老人の入り口に入ろうか、という年齢になりました。でもやっぱり“オス”なんです。年齢にかかわりなく女性が気になります。家の周り、街中、よく利用する図書館などなどで、ドキドキしたり、なあ~だ、と失望したり。

家の近辺の女性は、パジャマじゃないのか、と思うような服装でいます。小さな商店を営んだり、美容室(?)をやったり、職種はいろいろですがだいたい皆さん同じような服装です。

街中で見かける女性は、長袖にマスクという出で立ちが多いですね。図書館は、民族衣装のアオザイです。

共通するのは、皆さん愛想がいい。目が合うと微笑んでくれます。日本の近隣の何とか国とは大違いです。

そして小柄ですがスタイルがいい。出っ張るところは出っ張り、凹むところは凹んでいる。馬鹿な(?)男は、こんな女性と話がしたくてベトナム語に挑戦し続けます。

こんなんでも「俺はささやかながらも国際貢献をしているんだ」と思っていますが、どうでしょうか?