ラバウルズンゲン支隊は若い支隊長の判断で全員玉砕の作戦をとることに。
時は終戦4ヶ月前。その作戦に反対しゲリラ戦に転じて山にこもって生き残った兵士たちは100人以上いたそうですが、「玉砕」という命令が下ってしまった以上生きていてはいけない存在になってしまったそうです。
二人の指揮官が責任を取って自決、他の兵士たちは別の部隊に転属されて、そのまま終戦を迎え、帰還したのでした。
近頃茂さんはよく戦争で死んでいった仲間たちの夢をみるという。
それは三井さんも笹岡さんも同じで、帰還した者たちの苦悩は平和に暮らす今も消えることがないんですね。
「最後には必ず死んでいった仲間たちの顔が浮かんできて、みんなが言うんです。『村井、俺たちのこと、描いてくれ!』」
さて、藍子ちゃんはおばあちゃんに喫茶店でアイスを食べさせてもらいながら、ことの顛末を話します。
おばあちゃんは藍子ちゃんが嘘をついていないなら気にすることはない、ただお母さんが用意してくれたプレゼントを捨てたら本当の嘘つきになってしまうよ、とお母さんに本当の事を話すように諭す。
藍子ちゃんは家に帰って布美枝さんにすべてを打ち明け、自分がはっきり言わないことが悪かったのだということもちゃんと理解していました。
布美枝さんはそんな藍子ちゃんが自分にそっくりだと思い、ノッポをからかわれていた子供時代の話をして、戦争で片腕をなくしてもいつも明るかったたくましいお父ちゃんのことをちょっとまねしようと提案します。
「弱いところは誰にでもある。くよくよ考えるより前に進む強い意志が大事なんだ。」
みんな死にたくないのに、命令に従って死んでいった仲間たちを思うと、腕一本なくしただけで生きて帰ってこれたことは幸運だったと話す茂さん。
たくましいのはおばあちゃん似、食いしん坊なのはおじいちゃん似だね、と笑い合う母娘の姿がとっても微笑ましかったです。
時は終戦4ヶ月前。その作戦に反対しゲリラ戦に転じて山にこもって生き残った兵士たちは100人以上いたそうですが、「玉砕」という命令が下ってしまった以上生きていてはいけない存在になってしまったそうです。
二人の指揮官が責任を取って自決、他の兵士たちは別の部隊に転属されて、そのまま終戦を迎え、帰還したのでした。
近頃茂さんはよく戦争で死んでいった仲間たちの夢をみるという。
それは三井さんも笹岡さんも同じで、帰還した者たちの苦悩は平和に暮らす今も消えることがないんですね。
「最後には必ず死んでいった仲間たちの顔が浮かんできて、みんなが言うんです。『村井、俺たちのこと、描いてくれ!』」
さて、藍子ちゃんはおばあちゃんに喫茶店でアイスを食べさせてもらいながら、ことの顛末を話します。
おばあちゃんは藍子ちゃんが嘘をついていないなら気にすることはない、ただお母さんが用意してくれたプレゼントを捨てたら本当の嘘つきになってしまうよ、とお母さんに本当の事を話すように諭す。
藍子ちゃんは家に帰って布美枝さんにすべてを打ち明け、自分がはっきり言わないことが悪かったのだということもちゃんと理解していました。
布美枝さんはそんな藍子ちゃんが自分にそっくりだと思い、ノッポをからかわれていた子供時代の話をして、戦争で片腕をなくしてもいつも明るかったたくましいお父ちゃんのことをちょっとまねしようと提案します。
「弱いところは誰にでもある。くよくよ考えるより前に進む強い意志が大事なんだ。」
みんな死にたくないのに、命令に従って死んでいった仲間たちを思うと、腕一本なくしただけで生きて帰ってこれたことは幸運だったと話す茂さん。
たくましいのはおばあちゃん似、食いしん坊なのはおじいちゃん似だね、と笑い合う母娘の姿がとっても微笑ましかったです。