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トランプ氏、武漢研究所起源の「証拠見た」 新型コロナ、情報機関は断定避ける

2020-05-01 13:16:25 | 国内
産経新聞DIGITAL令和2年5月01日 08:38

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は4月30日、ホワイトハウスで記者会見し、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市にある中国科学院武漢ウイルス研究所から流出した疑いが出ている問題に関し、ウイルスの起源が同研究所であるとする証拠を「見た」と述べた。

 トランプ氏は、証拠の詳細については「言えない。開示を許可されていない」とするにとどめたが、研究所が起源であるとの「確信を深めた」と強調した。

 ポンペオ国務長官は同日出演したラジオ番組で、ウイルスが研究所から流出したものであるかどうかについては「分からない」と語っていた。


 一方、米情報機関を統括する国家情報長官室は同日発表した声明で、新型コロナウイルスは「中国が起源だ」と指摘した上で「人工的に作られたものではなく、遺伝子操作されたものでもない」との見解を表明し、一部でくすぶる生物兵器であるとの見方を否定した。

 ただ、ウイルス感染の発生については「ウイルスに感染していた動物と人との接触が原因か、あるいは武漢市の研究所の事故によるものなのか、情報を引き続き精査していく」とし、現時点では研究所が起源であるとは断定できないとの認識を示した。


 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は国家情報長官室が声明を発表する数時間前、トランプ政権高官が情報機関に対して武漢の研究所がウイルスの起源であるとの証拠を探すよう強く求めていたと報道。
同紙によれば、民主党を支持する一部の情報当局者の間では、トランプ政権が関連情報を中国非難のために政治利用する恐れがあるとして懸念が広がっているという。

 トランプ氏はまた、中国との関係について、米中の貿易合意は「もはや二の次だ」と指摘。初動の対応の誤りでウイルスをパンデミック(世界的大流行)に拡大させた中国を「容認できない」として、制裁関税の強化などの報復を実施する用意があることを示唆した。
中国に対する債務支払いの停止については否定的な考えを示した。

立民・蓮舫副代表、「学校辞めたら高卒になる」発言を謝罪

2020-05-01 13:11:52 | 国内
産経新聞DIGITAL令和2年4月30日 22:21
休日返上で開会された参院予算委員会で質問する立憲民主党・蓮舫副代表兼参院幹事長=29日午後、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

 立憲民主党の蓮舫副代表は30日のツイッターで、新型コロナウイルスの感染拡大で生活が苦しい大学生について「学校辞めたら高卒になる。就職はどうなるか」と29日の参院予算委員会で発言したことを謝罪した。
「私の言葉が過ぎました。本当に申し訳ありません。高卒で頑張っておられる方々に心からおわびします」と書き込んだ。

 蓮舫氏は自身の発言の意図について「目指す目的のため奨学金で大学に入った学生が、バイトがなくなり金銭的に退学しか選択肢がない場合の人生再設計の前の支援を求めました」と釈明。
「使う言葉が全く駄目です。申し訳ありませんでした」と投稿した。

 蓮舫氏の「高卒」発言をめぐっては、SNS上などで「高卒をバカにしてんの?」「自分に甘く、他人に厳しい」などと批判されていた。