弦楽器を弾く日々

街のヴァイオリン弾きの日々のあれこれ

言葉というものは

2024-10-22 00:00:00 | 日記
どう選んでどう考えて話したとしても絶対に誤解されるものだから、話す前に色々神経を使って考えている文学的な口下手な人は、3〜4倍喋った方が良いらしい。逆にお喋りは1/10に減らせと。

普通の人は、お喋りだ、喋らない人だ、みたいなレッテルを貼るだけで終わるけど、頭の良い人の論理というか、深掘りした話って面白い。そういう視点で見てるのかと、いやその角度からは見てなかったみたいな、毎回新鮮に思うことが多い。
幼少期とか、身近にこういう人がいればめちゃくちゃ良い影響受けますよね。人生生きやすくなりそう。
私はあまり良いメンターとなる人がいなかったからなあ。

現代は親ガチャとか〇〇ガチャって言葉がよく聞こえますが、人のせいだけにして本人が全く努力しないのは論外だけども、事実として、人によって潰されたり、環境で花が咲くかどうかが変わることってめちゃくちゃあると思います。特に芸術関係なんか、数学やスポーツと違って曖昧なのだから運やガチャ要素、あとDNAね。凄く影響される。

自分が生まれ育った環境、周りの人間の環境、組織の環境、全部恵まれた人間はそりゃあ伸びますよ。それなのに凡人ならあんまりセンスや能力が無かったか努力しなかったんだねという話で。

奈落から這い上がって成功した強者もおられますけども、それも皆が皆そうはならない。反骨精神とか、若干サイコパスな人は親が蒸発してもなんだかんだ生き延びて有名な学者になったりね、奇異な人は恵まれた人より上に行っちゃいますよね。

凡人でも、わかりやすく成功しなくとも上手いこと這い上がった人は自分なりに努力したということ。他人からはわからない努力。
それぞれの生き方で、良い塩梅で生きていけばいいのだけども、無害な人を馬鹿にしたり陥れたり、邪魔をし出したらもう救いようのない人間だなと。
沢山いますけどね〜、まあそれが趣味なのかな、楽しいんでしょうね。私にはよくわからない思考ですけども。

なんか、そういう事を言ったり関わってたりすると、潜在的に自分にマイナスになるように刷り込まれてしまう(細胞が死ぬ)ようなのですが、私無意識にそういうのを拒否してたのかもしれないです、子どもの頃から全く興味無かったので。
学生の頃ちょっと自信がついて天狗になってた時期も一瞬あった(すぐボコボコにされた)けど、別にドヤってたわけでもないし、気に入らない人の評価下げてやるとか、ポジション奪い取ってやるってのは無かったなあ。そもそも単純に人に興味が無いというか。変な人は興味あるけど。

大学の頃凄かったですよ、人の楽器の値段把握したがる子とか、人気の先生についてる子の事を「あんな程度のレベルであの先生についてるとか意味わからない」みたいな😅これ、女の子には多いみたいで、別の音大でもめちゃくちゃいるって言ってて、あ〜やっぱりどこも同じなのかなって。まあ、世代によって穏やかだったり攻撃的だったりの差は多少はあるだろうし、地域柄もあるでしょうけども、この世界、優しいだけではやっていけなくて、気が強くないと蹴落とされるので、皆陰険になりやすいとかそんな感じなんですかね。陰険な子が教師になったりするのも謎です。

アメリカのような、あなた最高私も最高みたいな考え方が1番全体的なプラス効果があると思いますけどね。わざわざマイナスを生み出す人よりプラスを生み出せる人間の方が優れているに決まってるじゃないですか。
一流は人を引き上げるって言いますよね。一般の会社でもそうしゃないですか?先輩・上司面はするけど後輩の面倒見ない育てない口だけ偉そうで陰口叩くみたいな人より、よく気がつく優秀な人って後輩にも対等に接してるし指導も上手いし人を上手く使えるというか。人を動かす能力に長けてる人ってリーダーの素質があるということですからね。誰でも出来ることじゃないし。

でも日本人って、自信家というか自分最高ってタイプの人嫌う人多いですもんね。毒にも薬にもならない当たり障りのない人(良く言えば都合の良い人、悪く言えば表面的だったり中身が無い人)を好むというか。
やっぱりDNAの問題なのかな。頭飛び抜けてたり違う事されると怒ったり、皆いっしょじゃないと不安になってしまうDNA。
DNAが〜とか言い出すともうどうなもならない話なんで、勿論最初から人は変われるんだ!なんて期待はしてないし変われとも思ってないですけどね。そんな簡単にプラスマインドに変えられたら既に皆成功してますよね。