全く接点の無い同業者からHPに連絡がありました。
アンサンブル団体を立ち上げたようで、その参加者を集めているからチラシを置かせてほしいとのこと。
まず1番に浮かんだ疑問は、何故わざわざうちに?
知人でもない同業者の教室にお願いする度胸(と言っておきます)はさて置き、そもそもそういう団体は、昨今なんでも無料で使えるSNSでいくらでも募集出来るし、まず知人に声かけまくればいいのであって、それでも来ないからうちに連絡してきたのかはわかりませんが、赤の他人の教室の生徒や知人を呼び寄せるという行為が迷惑行為になり得るということがわからないということなんでしょうか。
以前もありました。
その人は愛好家の方でうちの発表会に参加した事がある管楽器奏者なのですが、その時に見たうちの中学生の生徒に、他所の発表会に来て欲しいと声かけがありまして、それもおかしな話で、例えば合同でやりましょうとか、講師演奏で合奏したいから講師陣に来てくれと声をかけるとかでそのついでならまだ考える余地があったかもしれないですが、何故中学生単体を呼び寄せるのか不思議で。
若い女の子が欲しかったのか、子どもの生徒が欲しかったのか、理由は知りません、ただ穴埋めのような言い方でした。
管楽器奏者が勝手にやっているのか、その教室の先生が連れてこいと言ったのかはわかりませんが、何にしろとても印象が悪いです。
こういう自分の欲しか考えてない人が割と多い。相手のメリットを考えないというか。
人がついてきてくれるには何をするかまず考えてから行動に移さないと、ただの身勝手な我儘になりますし、我儘が通り一度都合良くいったとしても、おそらくその後は関係は続かないんじゃないでしょうかね。本当一度切りの駒が欲しいというならまあ好きにしたらいいんですけど、それをやって意味がある重要な事ってそんなに無いのでは。なんでもかんでも自分の思うまま人がはいはいと動くと思っているんでしょうか。当たり前ですが、人は自分とは意思も価値観も違いますよ。
お人好し馬鹿の私は一瞬迷いましたよ、返事するかどうか。別にチラシくらい置いてあげてもいいよと。そのチラシを郵送するか、足で持ってくるかが見たかったというのもあります。
ですがもう1人の講師が、そんなもん返事しなくていいと割と拒否反応が強くてですね、怒ってはないけど、意味のわからない奴等認定されていました。
まあね。こちらには何のメリットも無いですからね。
しつこい営業電話に出ないのと同じで。
メールの文面が、チラシ置かせてくださいじゃなく、こういう面白い企画があって是非一度話をさせてほしいから伺いたいくらいあれば、その団体を引っ張っていく本気度が違ったかもしれません。おそらくですがなんとなく立ち上げたお金儲け団体なのかと。
こういう楽器系全般の団体ってね、皆で協力してなんかやりましょうみたいな集まる事が目的化すると、あんまり意味が無いんですよね本当はね。
営業って、昔は自分で足を運んで自分や商品を売りに行くのが当たり前だったじゃないですか、年配の方とかは直接交渉しに行くスタイルの方が多いんですが、60歳前後くらいから下になると、もうなんでもメールで済ませてしまうんですよね。
お客さんの立場はね、別になんだっていいのではと思うんですが、商売としてやるなら、組織を大きくしようとするなら、まあもう少し身を削った方が信用されるのではと思ったり。そんな私は本格的な営業した事ないので、身の回りで見てきた事を話してるだけなんですけどもね。
あ、たまたま利用していたお店で音楽の話になって、教室の名刺かチラシがあれば置いてあげると言われたところは置かせてもらったりしてますけども、自ら置かせてとは言った事が無いかも。だってクラシックのような習い事なんて一般的に考えて需要が低いわけですから。ただの個人ヴァイオリン教室ですからね、そんな頑張って宣伝したところでなのでね。本当に行きたいと思って来る人は自分で探してくるカテゴリーなわけで。
余談。その団体に所属する講師陣が全員同じ音大出身で、私その音大嫌いなんですよ。民度的な話なんで悪口のように捉えられてもあれなんで細かい事は言わないですけど、個人的に不快な事沢山あったのでね。またこの音大の人間かって、ほらまた自分たちの一方的発言や行いで負をばら撒いてる。