突然の話ではあったが、血糖コントロール入院が本日2月10日をもって終了となった。
昨日、内科主治医とのカンファレンスで決まったことである。
理由はもちろん血糖値の安定。
インスリンを打たずして、わりと落ち着いてきたから。
もっと厄介な患者と思われていたのか、想定より5,6日早い退院だ。
入院中いろんな検査をした。
おおむね手術に影響はないと判断された。
しかしところどころ気になる点はある。
血管の硬さをはかる検査で50代後半という結果を叩き出したり。
腎臓の値がちと高めだったり。
どちらも高い血糖値、もしくは内臓脂肪が関与していると見られる。
経過観察が必要だ。
ともあれ、血流に関しても、神経伝達に関しても問題はなかった。
膵臓からはインスリンが出ていて、ただ値をみるかぎり、「わし、一生懸命働いてまっせ!」という感じらしい。
血糖が高くなると、膵臓は必死にインスリンを出そうとする。
結果値に反映されるのだ。
「血糖が高いままだと膵臓は疲弊し、いつかは止まってしまう。そうなるとインスリン注射の出番になります。」
それは膵臓機能の停止、そして膵臓ガンなどのリスクが高まるという意味。
もちろんインスリン注射は膵臓の手助けをする意味もある。
正しく使えば糖尿病患者の最大の味方にもなり得る。
ようするに私さえ血糖を安定させてあげたら、マイ膵臓は「あーーやっと楽になれるやん?」と力が抜けるわけである。
うん、がんばるぞ。
他にも色んな質問をし、その都度先生は丁寧に、そして的確に教えてくださった。
今よりも、手術後のコントロールが大変であること。
内臓脂肪を減らし、よりリスク回避に務めること。
そう。
結局はシンプルな結論なのだ。
食生活を見直せ。
そして運動して痩せろ。
この2つだけ。
言葉を濁さない先生の話はとてもダイレクトに伝わり、患者にとって心強い存在となる。
子宮摘出後もしばらくこの病院にはお世話になるだろうから、ここはしっかり信頼関係を結んでおきたい。
「もういつでも退院していいですよ。」
「……………あ、そうなんですか。でもちょっと不安ですね。(笑)」
入院期間中食べた食事をもとに、自分でしっかり献立を決め、血糖コントロールを続ける。
それは簡単なようで、なかなかハードなミッション。
でも私には多くのサポーターがついているし、何よりも時間をかけ食事するという基本的な食事療法を心がければ大丈夫だ、と思う。
しかし我が家の白米は美味しくて、糖分高いからな。
気持ち、減らして食べるとしよう。
いよいよ今夜は寝心地の良いベッドが待っている。
主人が張り切って歩いている、ルームランナーも使ってみたいな。
そして何よりも心の安定を取り戻したい。
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