【ねここ】三鷹の森 ジブリ美術館／オーブンミトン

ねここです・・・と名乗るまでもなく、もう毎回ねここ続きです


今日は、行こう行こうと思いながら先延ばしになっちゃってた、
小児アレルギー専門の病院に悠斗を連れて行ってきました。
先月調べてもらった検査結果を見てもらいながら これまでの経過を説明したら、
小麦はやっぱりまだ除去した方がいいけど、
乳製品には多分アレルギーはないだろうって


なんでも、血液検査で数値が出ても その食品にアレルギーがあるとは限らず、
その逆もまた然りなんだって
だから、結局は食べてみないとわからないんだとか
（症状が出ればアレルギーがあるってことだし、出なければ・・・っていうこと）


悠斗の場合、検査をするまでは（当時生後８カ月）普通に乳製品も食べさせてたし、
（そもそも生後10日までは、混合だったからミルクも飲んでた）
牛乳も含めて、少量から試してみて大丈夫ですよ、とのことでした


そんなわけで、今日は半年以上振りにヨーグルトを食べさせてみたよ^^
いちごとかキウイとか、結構酸っぱいものも大丈夫な悠斗、
酸っぱい～＞＜って顔はしながらも、喜んで食べてました


・・・まぁ、小麦がダメだったのは変わらずなんだけどね
（↑○○からちょっとずつ始めてみましょう、みたいなのをちょっとだけ期待してた）
悠斗は肌も弱くて（アトピー）、よくいろんなところに赤みが出てたり切れたりしてるんだけど、
アレルゲンは皮膚からも入るから、荒れたらステロイドで早く治して、
キレイな状態を保っておくことが大事なんだとかヘー


それにしても、“病気はあんまりしないけど肌は弱くてトラブル多い”って、
完全に私似だなぁ
私は最近、首周りがかゆくてかゆくて
原因わからずこういうことが昔から結構あるんだけど、
なんか私も実は乳製品辺りにアレルギーあるんじゃないかって気がしてきたよ


　　　　　　　　　　　　　


さてさて、前置きが長くなっちゃったけど、
先週末はジブリ美術館に行ってきました

　

館内で見られるショートムービーが月替わりってことを知って以来、
「めいとこねこバス」がやってるときに行きたいな～と思ってたんだけど、
完全予約制なこともあって（思い立ったときに行けない）、
それから早数年が経ってしまいました


三鷹駅からジブリバスに乗って５分で到着

　

ちなみに歩くと15分くらいなんだけど（帰りは歩いた）、
途中にこんな標識があったり↓

　
（下の方にてんとう虫がいる）

着いてすぐ、トトロがお出迎えしてくれたりします

　
　

下ではまっくろくろすけがひしめきあってる

　

ちなみにここ、屋外とカフェ以外は撮影禁止なので、今回は写真少なめです。


それにしてもほんとに「森！」って感じで、ちょっと圧倒されてしまいました。
ここだけ突然異空間な感じ。

　
　
ここからも屋上のロボット兵が見えるんだね～ホラ↓

　

旗がたなびいてるところを撮りたかったんだけど、
なかなかいいタイミングで風が吹いてくれないのでもう諦めました、の図↓

　


10時の回（10時半までに入場）を予約してたんだけど、
行きの電車が遅れてたので リミットギリギリの入場になってしまい、
お友達から「混むからオープンと同時に行くのがオススメ^^」って教えてもらってたカフェには
既に待ちの行列が・・・
（通常は11時オープンだけど、この日は週末だったから？10時半オープンだった）


最初にここに行こうと、私たち親は朝ごはん食べずに行ったので、
待ってる間おなかぐーぐーでした
それでも、後になればなるほど列はどんどん延びていってたから、
やっぱり最初に行って正解だったな～

　

店内も可愛かったし、メニューの冊子も料理名もいちいち可愛かったです

　

桶さんは「実りの山の放牧豚ごはん」、

　

そして私は「よくばりな野菜サンド」をオーダー

　

どっちもおいしかった～
サンドイッチは、ローストチキンにベーコン、あとは野菜がたっぷりサンドしてあって
タルタルソースで味付けされてるんだけど、
アボカドも入ってたから見た目以上にボリュームもあったし、本当においしかったです
自家製だというタルタルがまたおいしくてね


せっかくなので、追加でデザートも頼んでみました

　

一番人気らしい、「ふぞろいイチゴのショートケーキ」。
最初メニュー見てたとき、790円って結構いいお値段するな～って思ってたんだけど、
実物見て納得。これ、相当デカかったです
ショートケーキって言われて普通思い浮かべるサイズの倍ぐらい
３人で分けっこして（悠斗はいちごだけだけど）食べたよ
スポンジなのかクリームなのか、コクがあってこれもおいしかったぁ～


館内の展示で、私たちが一番興味持って
「へー」だの「すげーー」だの言ってたのは、
“ゾートロープ”あれこれでした（→こんなの）。
筒状になった紙の内側にパラパラマンガが１周ずらっと描いてあって、
その筒が回ってるんだけど、
上から見たときにはただの絵が回ってるようにしか見えないのに、
側面のスリットから覗くと、ちゃんと絵が動いてるように見えるの


スリットがあることによって、
絵と絵の間でほんの一瞬視界が遮られるからそんな風に見えるみたいなんだけど、
それを応用した、“立体ゾートロープ”っていうのがもう本当にすごくて不思議で


こちらはジブリの仲間たちの人形が円盤に並んでて、
円盤が回り始めると しばらくしてライトも点くんだけど、
そのライトがものすごい速さで点滅と点灯を繰り返してるんだよね。
この“点滅”がスリットと同じ効果をもたらすみたいで、
ライトが点いた瞬間、人形たちがなわとびしたり空を飛んだりし始めるの
それはもうものすごい躍動感


並んでる人形の数によって、
順回りしてるように見えたり、逆回りしてるように見えたりするんだって
スカートがはためく様子とか、小トトロが木の方にゾロゾロ～っと消えていく様子とかは、
見てて本当に不思議な感じがして、ず～～～っと見てても飽きないくらいでした
あ～、写真がないから、この感動をイマイチ伝えきれないのが本当にもどかしい（笑）。


他には、常設のねこバスは小学生以下の子どもたちしか乗れないけど、
今月末までは「ねこバスから見た風景展」っていうのをやってて、
大人も乗れるねこバスがありました
ねこバス内、結構硬かったです（笑）。


この企画展（ねこバスから見た～）のパンフレットをぱらっと見たところ、
“大人も子どもも赤ちゃんも、トトロまでもが乗っています”みたいな記述があったから、
てっきり、ねこバスに実際にトトロも乗ってたのを見逃したのかと思って、
２回行き直しました（つまり、計３回乗りに行った）。
でも結局は、そういう設定ってだけだったみたい（なんて夢のない言い草・・・）。


あと興味深かったのは、「映画の生まれるところ」っていう部屋の、
アニメーションと彩色の仕事内容を紹介してる展示
アニメーターって、絵心があって手が速い人にしか務まらないらしいよ。
（特に手が速いことが重要らしい）
帰り道で桶さんが、「子どもの頃にこういうとこ来とくべきやと思うわー」って言ってたんだけど、
確かにアニメって、子どもに身近なものでありながら、
その仕事ぶりとか、なんならそんな職業があることすら、知る機会って滅多にないもんね～。


ところで、悠斗が一番興味を持ってたのはコレでした↓

　

これベンチなんだけど、ハンドルがカタカタ音を鳴らしながら回るようになってるの。
ちびっ子はみんな、一度はこれを回してました（笑）。
そして、同じものが２つ並んでるのに、
一方で遊んだら もう一方も回してみたがるのもみんな同じ（笑）。


中庭にある、手漕ぎポンプ式の井戸↓と、

　

持ち上げることができるマンホールのフタ↓も、ちびっ子に大人気。

　
実は秘かに、「ポンプやってみたいな～」って思ってた大人２人でした
（列が全然途切れない(次から次にやってくる)から諦めました）


屋上には、ちょっとした小道があったり、
（悠斗は ここで拾った小石を大事そうに握ってる）

　

ラピュタの飛行石盤↓や、

　

ロボット兵も

　

これ、なんかみんな巨神兵巨神兵言ってるし、
（ラピュタあんまり覚えてないのもあって）何の疑いもなく「巨神兵」って言ってたら、
桶さんから、「巨神兵はナウシカ、これはロボット兵」だと訂正されました
後でネットで調べたら、巨神兵とロボット兵って、か～～～なり違ったね
腕にトゲトゲが付いてるのがロボット兵の特徴で、
似たような見た目だけどトゲなしの園丁ロボットは飛べないんだってー。
（トゲが広がって羽みたいになって空を飛べるらしい。
　・・・って私ほんとに覚えてないんだな）


それはさておき、背面もすごい作り込み様

　


最後は「めいとこねこバス」の話
これ、本当に可愛かった～（私、ジブリ作品ではトトロが一番好きなんです）
上映中、クスクス声が引っ切りなしに聞こえてきてました
本家のトトロは観たことない悠斗もじ～っとおとなしく観てたよ^^


思わずパンフレットと、こねこバスのぬいぐるみも買ってしまいました
（右のクリアファイルは出口で配ってたものなんだけど、
　この絵ではねこバスに“大人も子どもも赤ちゃんも、トトロまでもが”乗ってる^^）

　

（ネタバレになっちゃうけど）ねこバスにこんなたくさんのバリエーションがあったなんて

　

このねこ電車もショップで売られてました。
ジブリ美術館のスタッフさんのブログによると、
電車は「１匹、２匹」でも「１両、２両」でもなく、「１本、２本」と数えてるんだとか（笑）。


館内のパンフ（？）と、フィルム付きチケット↓

　

鷹が３羽で「三鷹」、イノシシの頭で「井の頭」・・・
桶さんに言われるまで気付かなかったけど、こんなとこにまで遊び心が
チケットは、魔女宅のトンボと、（何の作品かわからないけど）風景画でした。


入場の予約時間が２時間刻みだったから、
２時間あれば見終わるくらいの規模なのかなーって話してたんだけど、
気になるところをじっくり観たりしてたら、
４時間くらいあっという間に経っちゃってました


ところでこの日は、14時過ぎから中央線が大幅に運休する日で、
美術館を後にしたときにはもう14時過ぎちゃってたんだけど、
無謀にもそれから中央線を使って、また別のところにも行ってきました

　
　

「オーブンミトン」
お菓子作りが好きな人なら知らない人はいないってくらい有名な、
小嶋ルミさんのお店です


ここ、私なぜだか三鷹にあると勘違いしてて、
だからジブリに行った帰りに行こうってずっと思ってたんだけど、
実際のお店の最寄駅は武蔵小金井だったから、
それなら先々週バーベキュー大会の帰りに行けばよかったよ・・・


それにしても、こちらも「森！」って感じ・・・

　


残念ながら、イートインできる時間はもう終わっちゃってたから、
テイクアウトのみでの利用でした
（でも店内それほど広くなかったし、
　雰囲気的に悠斗連れではちょっと無理だったかも）


お目当てのシュークリームももう売り切れちゃってたので、
チーズケーキ（私用）と、

　

フォンダン・ペカン（桶さん用）と、

　

一緒に食べる用に焼き菓子を全部桶さんが買ってくれました

　

キッフェルンとバニラパウンドとフィナンシェ。
ケーキも焼き菓子も、どれもおいしかった～


フィナンシェって私、昔はあんまり好きじゃなくて、
マドレーヌの方がおいしいって思ってたクチなんだけど、
ルミさんのフィナンシェを食べたとき
（正確には、ルミさんレシピで作ったフィナンシェを食べたとき）、
「フィナンシェってほんとはこんなにおいしいんや」って
目からウロコがボロボロ落ちました。
他のパティスリーで売ってるものを食べたこともあるし、
ラ○ュレのレシピで作ったこともあったけど、あんまり好みじゃなかったんだよね
ルミさんのはちょっと厚みがあるのがいいのか、おいしいんです


オーブンミトン、ランチかケーキのイートインでも利用してみたいけど、
ここだけを目的で行くにはちょっと遠いんだよね～
駅からも結構歩くし、ジブリの後で行くのはなかなか疲れたけど、
でも、ずっと行ってみたかった場所に１日で２カ所も行くことができて、
かなり充実＆満足した一日でした