ども。桶屋です。
今週も来週も再来週も多分大変なんだろうけど、
週末はきちんとやってくるのが不幸中の幸い。
実は俺、勤めている会社の「就活板@2ch」を結構良く見てる。
なんか変なルートで足が付くと嫌なので当然ROM専。
で、掲示板見てると、なんか
「福利厚生が充実」「定時でマターリ」「社内調整が仕事の大半」
ってイメージが先行してる。
福利厚生については特に異論は無い。
だけど、後者二つは確実に部署と勤務地による。
もっと言うと、自分が働くチームのスタンスとリソースによる。
なので、自分の業務量は入るまでわかんないというのが正解。
あ、それともう一つ、先行してるイメージで
間違いなく真実なのがあった。
「薄給」
…orz
---
ついに「ターンエーガンダム(∀ガンダム)」視聴終了。
とくにかく、「名作だった」その一言に尽きる。
今も最終回の余韻が抜けない。
いろんな見方があるけど、
モビルスーツのデザインは普通にダサいわな。
だけど、動きは本当に素晴らしい。
全てのモビルスーツが生き生きと躍動している。
それは、作画が素晴らしいのはもちろんのこと
デザインと動きの整合性が取れているから。
「あ、このモビルスーツは、
太ももからカカトまでの脚の裏側全部がスラスターになっている。
だから、今までのガンダムと違って下半身先行型で
ふわっとジャンプするんだ。なるほどー。」
こんな感じ。
それを観ているうちに自分の目にフィルターがかかる。
あのダサイモビルスーツたちがカッコよく見えてくるから不思議。
登場人物は全てが魅力的で、それぞれにドラマがある。
それが初志貫徹型なのか、成長型なのかの違いはあるけれど。
箱入り娘の令嬢が高度な政治的判断を下せるまでに成長したり、
人を人種だけで判断していた人が、人の内面を見るようになったり、
自分の信念、忠義を貫き通す人がいたり…。
登場人物が、劇中の世界で、
確かに生きているということを実感できる、そんな人物描写。
恥ずかしながら、相当感情移入しながら観ることができた。
ロラン、ソシエ、ハリー大佐が俺の中で非常にツボだった。
ストーリーは牧歌的にして壮大。
ハイジや世界名作劇場でお馴染みの、
19世紀をおもわせる、のどかな世界の中に、
遺跡としてガンダムが発掘され、戦争が始まっていく。
(ここからネタバレ)
なんと、∀ガンダムの世界は、
初代から続くガンダムの世界全ての終焉後の世界だった。
最終戦争で世界が無に帰した後、再興した人類の話なのである。
つまり∀ガンダムという作品タイトルは、「∀」の意味の通り
「全ての」ガンダム世界を包括する、という意味を持っている。
また、「ターンエー」という読ませ方の通り、
全てが無になった後「再び最初(A)に戻る」という意味でもある。
主題歌の「時が未来に進むと誰が決めたんだ」というフレーズも
まさにこの∀ガンダムの世界を象徴している。
本当に深い、深い、広いストーリー。
そのストーリー展開も秀逸。
全編を通して名演出、名台詞のオンパレード。
穏やかで、どこか世界名作劇場を思わせる第1話「月に吼える」。
劇中での主人公の立ち位置を明確にした、第08話「ローラの牛」
モビルスーツは兵器以外の使い方もできる、第21話「ディアナ奮戦」
燃える最終決戦、第49話「月光蝶」、50話(最終回)「黄金の秋」。
挙げだしたらキリがないんだけど、
そんな中でもたった5分強しかない、エピローグが最高だった。
1500分もの間見てきた登場人物たちのそれぞれの未来は、
物語の延長上としてどれも説得力があり、一部衝撃のラストだった。
それでも優しい誰か死んだりとか悲しいことは無かった。
なのに、普通に泣きましたよ、ええ。
これが、いわゆる感極まるってヤツなんだろうな。
悲しいエピソードによる、安易なお涙頂戴なんかじゃない。
もうエピローグのBGM「月の繭」が流れただけで、
周りに人がいなければ条件反射で思い出し泣きできますが何か?
そうそう、月の繭もそうなんだけど、忘れちゃいけないのが音楽。
世界観を再現するだけでなく、世界観を広げさせるような楽曲たち。
作曲は、菅野よう子。
アニメや映画やCMなどの挿入歌を作ることが多いけど、
普通に音楽家として割と世界的に著名な人。
サントラを手に入れたんだけど、もうヘビーローテ決定。
そんなわけで、∀ガンダムをまとめるならば、
「今まで観たガンダムの中でっていうか、
今まで観たアニメの中で一番おもしろかった。」
一部、説明不足でそこまでの伏線やら物語の前後から
状況を想定しないといけないところがあったけどw
ガンダムに求めるものの優先度が
「人間ドラマとストーリー」>「MSデザイン」なら、
間違いなく∀ガンダムは最高のガンダム。
とりあえず肌に合うかどうかは置いておいて、
試し観する場合は、第08話「ローラの牛」ぐらいまで観て、
それから判断するのが良いと思う。
ということで俺、今日から∀厨を名乗ることにする。
本気でDVDボックスと全てのサントラが欲しい。
とりあえず、EVA作り終わったら
周りの評価気にせずに∀ガンダム、
というより「おヒゲのホワイトドール」を買ってこよう。
今週も来週も再来週も多分大変なんだろうけど、
週末はきちんとやってくるのが不幸中の幸い。
実は俺、勤めている会社の「就活板@2ch」を結構良く見てる。
なんか変なルートで足が付くと嫌なので当然ROM専。
で、掲示板見てると、なんか
「福利厚生が充実」「定時でマターリ」「社内調整が仕事の大半」
ってイメージが先行してる。
福利厚生については特に異論は無い。
だけど、後者二つは確実に部署と勤務地による。
もっと言うと、自分が働くチームのスタンスとリソースによる。
なので、自分の業務量は入るまでわかんないというのが正解。
あ、それともう一つ、先行してるイメージで
間違いなく真実なのがあった。
「薄給」
…orz
---
ついに「ターンエーガンダム(∀ガンダム)」視聴終了。
とくにかく、「名作だった」その一言に尽きる。
今も最終回の余韻が抜けない。
いろんな見方があるけど、
モビルスーツのデザインは普通にダサいわな。
だけど、動きは本当に素晴らしい。
全てのモビルスーツが生き生きと躍動している。
それは、作画が素晴らしいのはもちろんのこと
デザインと動きの整合性が取れているから。
「あ、このモビルスーツは、
太ももからカカトまでの脚の裏側全部がスラスターになっている。
だから、今までのガンダムと違って下半身先行型で
ふわっとジャンプするんだ。なるほどー。」
こんな感じ。
それを観ているうちに自分の目にフィルターがかかる。
あのダサイモビルスーツたちがカッコよく見えてくるから不思議。
登場人物は全てが魅力的で、それぞれにドラマがある。
それが初志貫徹型なのか、成長型なのかの違いはあるけれど。
箱入り娘の令嬢が高度な政治的判断を下せるまでに成長したり、
人を人種だけで判断していた人が、人の内面を見るようになったり、
自分の信念、忠義を貫き通す人がいたり…。
登場人物が、劇中の世界で、
確かに生きているということを実感できる、そんな人物描写。
恥ずかしながら、相当感情移入しながら観ることができた。
ロラン、ソシエ、ハリー大佐が俺の中で非常にツボだった。
ストーリーは牧歌的にして壮大。
ハイジや世界名作劇場でお馴染みの、
19世紀をおもわせる、のどかな世界の中に、
遺跡としてガンダムが発掘され、戦争が始まっていく。
(ここからネタバレ)
なんと、∀ガンダムの世界は、
初代から続くガンダムの世界全ての終焉後の世界だった。
最終戦争で世界が無に帰した後、再興した人類の話なのである。
つまり∀ガンダムという作品タイトルは、「∀」の意味の通り
「全ての」ガンダム世界を包括する、という意味を持っている。
また、「ターンエー」という読ませ方の通り、
全てが無になった後「再び最初(A)に戻る」という意味でもある。
主題歌の「時が未来に進むと誰が決めたんだ」というフレーズも
まさにこの∀ガンダムの世界を象徴している。
本当に深い、深い、広いストーリー。
そのストーリー展開も秀逸。
全編を通して名演出、名台詞のオンパレード。
穏やかで、どこか世界名作劇場を思わせる第1話「月に吼える」。
劇中での主人公の立ち位置を明確にした、第08話「ローラの牛」
モビルスーツは兵器以外の使い方もできる、第21話「ディアナ奮戦」
燃える最終決戦、第49話「月光蝶」、50話(最終回)「黄金の秋」。
挙げだしたらキリがないんだけど、
そんな中でもたった5分強しかない、エピローグが最高だった。
1500分もの間見てきた登場人物たちのそれぞれの未来は、
物語の延長上としてどれも説得力があり、一部衝撃のラストだった。
それでも優しい誰か死んだりとか悲しいことは無かった。
なのに、普通に泣きましたよ、ええ。
これが、いわゆる感極まるってヤツなんだろうな。
悲しいエピソードによる、安易なお涙頂戴なんかじゃない。
もうエピローグのBGM「月の繭」が流れただけで、
周りに人がいなければ条件反射で思い出し泣きできますが何か?
そうそう、月の繭もそうなんだけど、忘れちゃいけないのが音楽。
世界観を再現するだけでなく、世界観を広げさせるような楽曲たち。
作曲は、菅野よう子。
アニメや映画やCMなどの挿入歌を作ることが多いけど、
普通に音楽家として割と世界的に著名な人。
サントラを手に入れたんだけど、もうヘビーローテ決定。
そんなわけで、∀ガンダムをまとめるならば、
「今まで観たガンダムの中でっていうか、
今まで観たアニメの中で一番おもしろかった。」
一部、説明不足でそこまでの伏線やら物語の前後から
状況を想定しないといけないところがあったけどw
ガンダムに求めるものの優先度が
「人間ドラマとストーリー」>「MSデザイン」なら、
間違いなく∀ガンダムは最高のガンダム。
とりあえず肌に合うかどうかは置いておいて、
試し観する場合は、第08話「ローラの牛」ぐらいまで観て、
それから判断するのが良いと思う。
ということで俺、今日から∀厨を名乗ることにする。
本気でDVDボックスと全てのサントラが欲しい。
とりあえず、EVA作り終わったら
周りの評価気にせずに∀ガンダム、
というより「おヒゲのホワイトドール」を買ってこよう。
そんなに嫌ならオリジナルで作れば良いのに。
そもそも、そういった歴史の果てに文明が滅んで、ようやく人が原点に帰ってきたのに、戦争狂がまた戦争を始めようとしたって話じゃん。
民族の遺恨が消えるわけない、ではなくて消したくないのが、商業的や心情的にガンダムを終わらせたくないスポンサーやファンの本音でしょ。
それでも、ガンダム作品を作って儲けたいなら、ターンエーに帰結する設定で作ってくれと原作者が示しただけだよ。