私、希少がんP-net患者です

1996年に膵臓手術時は病名も不明。
膵内分泌腫瘍は10万人に一人の希少がん。
通称名 P-net(ピーネット)

タリウムシンチ

2012年11月01日 | 日記
10月30日に甲状腺腫瘍の検査でタリウムシンチという検査をしてきました。
病歴15年になりますが初めての検査でしたので緊張しましたねぇ~

病院の中でいったことのない場所ってまだいっぱいあるもので
二階の奥の方にある核医学診療科で検査します。
朝の8時には注射をしてその後撮影を2種類(首周囲と全身)時間をおいて経過を見るために撮影します。

甲状腺の検査にはほかにも有効な検査があるようですが
がんセンターではタリウムシンチなのですね。

先生が薬を注射してくれて検査の機械に寝かされて撮影。
このカメラ 超大接近するんですね~!
説明文にも書かれているので最初から目を閉じていた私は結局終わるまで目を開けることが出来ませんでした~

もし目を開けて圧迫感などで気分が悪くなったら・・・
この検査は途中で止めることはできないそうで、もしそうなったら
また最初からやり直しだそうですw

目を閉じていてもその圧迫感は伝わるし鼻先に少し触れたりもしてゾッとしましたよ。
事前に、検査は無害で特にダメージもないと聞いていたのでいつものように自分だけで出かけ
もし疲れたりしたら好きな時に車で寝ようと考えていましたが
そこまで疲れることはなく無事に帰ってきました。

一度撮影してから一時間後にもう一度撮影して薬の反応を診る検査です。
甲状腺は一時間だけれど撮影場所によって待つ時間が違うそうですね~
待合場所で78歳のおじいさんが大きな声で3時間も待たなくちゃならんwと自慢していました(笑)

今回も周りを見渡すと皆さんご家族同伴でどの方が患者さんかわからなかったりもしますが
最高5人の団体さんもいらしてましたよ^^

特に男性は奥様が同伴されることが多いですね~
待ち時間も奥様に飲み物買ってきてもらったりして甘えんぼさんです ププ。

いつも一人の私はいつの間にか人間観察が趣味のようになってしまいました(°°;)"((;°°)

検査が終わり、頭頚科を受診します。

「前回採取した細胞検査の結果は良性と出ました。
 今日の検査で右側の腫瘍のごく一部に薬の反応が出るところがあります。
 これは悪性の可能性もあります。
 検査結果としてはグレーです。」

グレーゾーン~♪o(^▽^)o なんでしょうねぇ~このゆるい言い方~^^

正直言って少しだけがっかりしましたよ。
腫瘍は大きいけれど良性です。と言われたくてやって来たんですから・・・
大きいだけなら何か不便にならないうちなら放置していていいだろうと思っていますからね。

でも、一部だっていうことなので三ヶ月後に再検査することを予約して終わり。

先生は
「良性でも大きさは既に手術で摘出したほうがいいと考えるサイズ。」とおっしゃいます。

けどね、私、10年前に甲状腺手術した時もそう言われて手術して声帯が麻痺したんで
もう一度やりたいとは思えなくてね・・・
また声が出なくなったらもうホントに落ち込むと思うし
この先生は手術しか方法がないというけれど何か別の方法がないのか調べたほうがいいんじゃないか?って
自分なりの判断ではあるけれど嫌な経験があるから簡単には踏み切れない。

ってなことで、グレーの卵を首にしまったまんま年を越すことになります。

                  検査と外来で今日の医療費は 22890円(3割負担)