山鹿市が保管していた有害物質のPCB=ポリ塩化ビフェニルが含まれる電気機器がなくなったことが分かりり、市は現場の状況から盗難にあった可能性が高いとみて警察に被害届を出すことにしているようだ~(参考「山鹿市保管 有害物質PCB含まれるコンデンサー紛失 盗難か」)
鹿北有機液肥製造施設における ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の盗難について
鹿北有機液肥製造施設におけるポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の盗難について
山鹿市の鹿北有機液肥製造施設において、低濃度のポリ塩化ビフェニル(PCB)を含有する電気機器(低濃度PCB廃棄物)3台のうち1台(コンデンサ)が無くなっていることが判明しました。保管場所の状況等から市では、盗難に遭ったと判断し、山鹿警察署に被害届を提出しております。
なお、市では金属買取業者への持込みも想定し、持込みがあった場合の市への情報提供を要請しております。
山鹿市では、引き続き当該コンデンサの所在を調査して参ります。
1 盗難判明時期
令和7年1月下旬頃
2 盗難物件
・低濃度PCBを含有するコンデンサ1台
・製造メーカー:三菱電機株式会社 ・型式:KL-7形
・製造番号:FM12961 ・製造年:1991年
・重量:15kg ・PCB濃度:0.00008%
・外観(別添のとおり)
3 保管していた場所
鹿北有機液肥製造施設(山鹿市鹿北町岩野4201-1)
4 低濃度PCB廃棄物の期限内処理について
PCB特別措置法に基づき、低濃度PCB廃棄物の保管事業者は、令和9年3月末までに許可を有する処理業者に委託し、処分を行うよう義務付けられている。
5 盗難発覚の経緯等
R7.1.16(木曜日) 当該コンデンサを施設の奥側に移動させ保管(最終確認日)
R7.2.20(木曜日) 当該コンデンサが盗難に遭っていることが発覚
R7.2.25(火曜日) 山鹿保健所に状況報告
R7.2.26(水曜日) 警察に被害状況を相談
(参考)
PCB廃棄物は人体に有害な物質を含む特別管理産業廃棄物ですので、身近に該当するコンデンサを見つけた場合には、山鹿市や県に連絡していただくようお願いします。