花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

言わなくてもよかったのに

2017年04月19日 11時20分22秒 | 日記
遠い昔のこと時々思い出すのです
小学2年生だった息子が言うことを聞かないでわがもの顔で騒動しています
暫くはなるがまま傍観
でもまだ若かった私 意を決めて行動を起こしました
息子のシャツやパンツなど着替えを風呂敷に包み小さな荷物をつくりました
そして息子の前に置いて
「親の言うことが聞けないなら好きな処へ行ったらいいよ
困らないようにシャツやパンツ入れてあるから汚れたら自分で洗うんよ」
私 言ってしまいました
息子は格好のいい頬っぺたから大粒の涙を流していました
お行儀に座っている膝小僧は何とも可愛くて

言わなくてもよかったのに 
親がこどもを叱る時今はいいけど将来困るからと思って叱ることが多いと思う
でも本当はそんなことを心配しなくても子供は大抵の場合すくすくと成長
するのでしょう
親も最初からいい親ではなくて子どもと一緒に育って親になっていくのかも
今ではそんな気がしています
今ならいい子育てできるかしら



秋海棠が可愛い芽を沢山だしています 踏まないように 
秋には素敵なこころ落ち着く花がみられます