花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

不敬罪

2020年06月08日 11時07分22秒 | 日記

私はいつも花が咲くと“花は咲いてこそ命”というものですから
それを聞いているのでしょう
我が家の花たちは自由にどこにでも
だから一人娘の花も結構おおげさに群がって咲いています
これから咲く松明草も今年は大群になっています




アメジストセージが咲き始めました
この花も大きな群れで咲くものですから咲き始めると
傍をちょっと通してくださいと言うのです




お世話しなくて申し訳ない気分ですが
いまはアジサイが美しく咲く時季ですね
玄関をでると美しい色にハッとさせられます





遠い日のことです
あのころは町中の道でも人と同じように
馬や荷物を引く馬車が行き交っていたものです
幼かった私はそんな町中を行く白い馬をみて
「あっ 天皇陛下さまのお馬だね」と叫んだのです
戦時色濃くなっていくそんな時代です 急におとなしくさされました
当時はいくら子供の発言とはいえ“不敬罪”とみなされたでしょう
だって私はいつか絵本で天皇陛下さまが白い馬にのっておられたのを
見ていたものですから
白い馬は天皇陛下さまの馬だと思っていたのですもの