花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

しっかりとハグを

2021年04月14日 09時13分24秒 | 日記
雨上がりの朝です
心配していた牡丹の花がすっぽりと雨に濡れて
でも健気に花首を突き出したように咲いているのです
今日はお日様にあたって春の風に揺れて咲けばいい




ミニライラックが今日は柔らかな色合いですが
ひときわくっきりと咲いているのです
何だか姿勢を正すことを諭されているような気がするのです





昨日のことです
お客様が来られて懐かしい写真集を持参くださいました
それは少し以前のことですが
町で暮らしておられる外国のご婦人を
私がお雛茶会にお招きしたことがあるのです
その折の写真集をもってきてくださったのです
何と懐かしいではありませんか
その写真集は三月にお雛様を飾って釣り釜で徒然棚のお点前風景でした
コロナ禍の今時お茶会は出来ませんので余計に懐かしさが身に染みて
お茶会の雰囲気を思い起こしたのです
そんなお茶会にお招きしたことは私も少しだけいいことが出来たのかしら
小さな小さな国際親善になったかしら

昨日のそのお客様は外国のご婦人に正しい日本語を伝え
外国のご婦人が日本の生活に馴染めるように活動しておられる方なのです
積もるお話をされた後でその方はお別れの際に
私にしっかりとハグをされたのです