土当帰についた虫

我が家では今年のノダケ(土当帰）は背が高く育ってしまい
花の様子をカメラで映すのも少し難しいのです
昨日はそんなノダケの花に緑色と水色の縞模様の柔らかい虫が這っていたのです
私は芋虫のような柔らかい虫が大の苦手です
急いで箸で摘み国道に置いて帰りました
きっと車に曳かれると思いますよ
今朝もノダケの花にそんな虫が這っているかと
観察しましたが一匹もいないのです
非情な行為を少し悔いています

お客さんですよ

秋海棠が咲くいい季節なのですね
雨の後で優しい色合いで咲いているのです



足摺野路菊のつぼみが急に増えてきました
あの白いまるで友禅模様のような可愛い花をもう咲かせるのですね






むかし母が九官鳥を飼っていたのです
よく喋っていましたね　声までよく似て喋るのです
いつも夕方になると母は九官鳥の籠に大きな風呂敷をかぶせて暗くして
九官鳥を寝させていました
ちょうど風呂敷をかぶせたところへお客様が来られて
我が家の玄関に入られたところ
風呂敷をかぶせられて姿が見えなくなっている九官鳥が
「こんにちは」　「ごめんください」と人間の声で喋るものですから
玄関に入られたお客さまは外に出たり入ったりされても
誰も人影も見えなくて　　でも
「こんにちは」　「ごめんください」と何度も人間の声が聞こえるものだから
それで腑に落ちないままそのお客様は出迎えた母に向かって言われたのです
「お客さんですよ」