花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

遅れのお雛茶会

2015年03月20日 16時14分12秒 | 趣味


釣り釜に徒然棚そしてお雛様が揃うとお茶会のことが脳裏をかすめます
お茶会の何日も前から蹲をきれいにして水も何度も入れ替えて庭の掃除をして準備を
しましたが用意した草履も当日は雨降りのため路地に行けなくて不要となり少し残念でした

点心にしましたがごま豆腐を練り ニ色卵を蒸して 野菜煮 菜の花和え物 焼き魚 栗煮
昆布巻きをたき 我が家で採れたきんかんを甘露煮にして加えました
白みそ仕立の汁などゆっくりと準備しました
母と一緒の頃でしたらずっと母に頼っていたものですが一人になってからは心細くても
予定表を作って何度も書き加えながら準備を進めます

前夜にお茶をこし 縁高に主菓子(幸野屋謹製 桃の花)を準備し 干菓子(流水と椿)
も盛りつました
最後にしめし灰を炉にふるい 何時ものように湿気を保つかけものをしておきます
翌朝は炉のきれいなこと こころ洗われる思いです 
炭も充分水に湿し洗って乾かしてあります
茶会記も少し前に書いておきました

当日は8時から点心盛り付けして10時前から和服を着て10時半に炉に
火をいれます いつものパターンでここまでくるととても嬉しくなります

当日お正客をお願いしていた人は悲しいことに3週間前に92歳の実母を亡くされた
ばかりでどんなにか心が重く塞ぎ押しつぶされそうでたでしょうに
でも気丈にもお務めを果たして下さいました 
どうぞこれからも茶道にお励み下さることが悲しみを乗り越えられる
一助になることを祈ります 私の場合も振り返ってみてそうでした
皆さまに感謝です

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