花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

清々しい

2017年05月20日 07時48分34秒 | はな


今朝 桃色夏椿が咲いていました
清々しい朝です



一人娘の花が咲き始めました
芽をだして二年がかりで咲く花です
一年目には葉を育てて二年目には花を咲かせる茎を
伸ばしてきます
だからわがもの顔で勝手気ままに庭のあちこちに芽を出しますが
自由にさせているのです
これから梅雨に入るまでいい気候です
もう少しで金糸梅や下野が咲きます 楽しみにしています

やさしく言っては駄目

2017年05月19日 11時00分01秒 | 母を想う
母はもう30年前に亡くなりましたが亡くなる少し前から入浴をだんだん
渋るようになっていました
そして私が入浴を促すと
「そんなやさしく言っては駄目」
入らなくてもいいのかという気分になるから「お風呂に入んなさい」と
厳しく言って欲しいと要望するのです
そんなことを繰り返しても矢張りサッとは入浴できないのです
私が「最後に入浴する人は拭いて出るんですよ」と言うと
母は言ったのです
「拭くくらい拭いて出ます」
私は「自分の身体を拭くことではなくて風炉の壁を拭くんですよ」と言うと
母は「そんな事はしません」

でも私は時にそっと母の後から入って背中を流してあげると母はまるで別人の
ように元気になって時間も長く遊び心地になっていました
今頃はそんなこと懐かしく思い出しながらそしてもっと親孝行出来ることが他にも
いろいろあったであろうにと悔やまれるのです
爽やかな五月の風は昔を優しく包んでくれるようです



白山吹の花最後の一輪でしょうか
もう実がたくさんついていますのに



可笑しくって

2017年05月17日 09時10分54秒 | 日記
私時々思い出して笑ってしまいます
もう随分以前のことですが従兄が自宅をお茶が出来るように改築してお庭も
手入れしたので母に是非とも最初にゆっくりお茶を点てて欲しいと有難い
お誘いを受けましたので私も同行いたしました

その折のことです 伊勢神宮にお参りして二見浦海岸を初めて観光に訪れました
私は夫婦岩を観たのは初めてでそのとき想像していたよりずっと小さいという
印象を受けたのです
暫く“そうなのか”と眺めているとふと隣に並んで立っておられた少し年配の
ご婦人が何を思われたのか急に後ろ向きになって前かがみで和服の裾をからげて
覗いておられるのです
あれえ!これって! 何だか変ですよ 勘違いされたのでは?
“股覗き”ってことは景勝地天橋立と間違われたのでは・・・・・
可笑しいではないですか 笑いそうになった私
可笑しくってもお隣でやられるとなんとなく私も夫婦岩を股覗きで眺めて
観たい気持ちになりましたが

あれからもう何年も経ちますがあのときの股覗きをされた年配のご婦人の
満足そうな顔を思い出すととても可笑しくって 



こんなに可愛いお酒いただきました
島根県観光のお土産です 私酒乱になるかしら

赤い実

2017年05月13日 08時53分05秒 | はな


鶯カズラの赤い実が成っています
これから色ずく青い実もついています
春先に咲いた白山吹も沢山の実をつけています

そうそうアカバナヒョウタンボクの花が終ったあとにも実に沢山の小さな瓢箪を
思わせる実が成ったと思っていたのですが少し経ってみるとその瓢箪の数が
極少なくなっていました
そうでしょうねあれだけの瓢箪が全部大きくなると
アカバナヒョウタンボクの木はささえられなくなるのでしょうか
これも自然の摂理でしょうか
黙っていても自然は沢山のことを教えてくれます

遅くても

2017年05月12日 08時24分03秒 | 日記


裏庭では一段と遅くに芍薬が花を咲かそうとしています
遅くったっていいじゃないですか そっと見守ります
人の成長も階段を一段ずつ登るようなもので決して二段跳びは
ないものと心理専門の方から聞いた記憶があります
子育てでも大切な思春期 青春期など親子は体験しますが
そういえば我が家の息子派手な反抗期は体験しなかったようです
それも少し寂しいし問題かも
反抗期に親子が派手に対立することはあっていいと思うのですが

ある日成長した息子が主人のいない処で主人を非難することを言った
ので
「反抗期かしら」と私が言うと
「お父さん 反抗期ですか?」と息子が笑うのです

いいえ あなたのことですよ