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05月07日: 不用品回収の現場を見て

2010-05-07 09:05:00 | インポート
無料回収。

これで事業が成り立つのかと不思議に思いました。

広い土地を短期間だけ借り、その期間内にそのエリアの家庭、会社の不用品を現地集積場まで持ってきてもらい、無料で引き取る。

毎日、県内各所にある集積場を廻る定期便貨物トラックで種類別に積み込み、集積基地に運ぶ。

非常にきちんと整理されおり、荷物が多くなる前に定期的に運び出すそうです。

05-07 きちっと整理された不要品無料回収場

その後の処理は、海外に運ぶのだそうです。

その位しか聞かせてもらえません。

ほとんど人件費とトラックの運用経費、そして広告費。

でも、ばかにならない金額だと思われます。

お金勘定にたけた海外出身の方が運営されているそうですから、ソロバン勘定は充分に合うように企画されているに違いいりません。

クズ鉄の値段は、北京オリンピック後、急落しましたが、最近はまたかなりの高い水準まで来ているのだそうです。

また、パソコンの基盤などには金属である金が使われていて、それを抽出するという目的のために、パソコン本体ごと引き取るのだそうです。

もちろん、そのまま使えるようなものは大事にコンテナハウスにしまって、製品として他国で再度使われるのでしょう。

たまには、耕運機などもあるそうです。

これは、貴重品なのだそうです。

中国では、これを整備すれば引く手あまたなのだそうです。

その国の物価からすれば、信じられないような価格で取引されるようです。

このようなことを考えると、日本では成り立たない事業が、人件費の低い国、そして、その国の特性に合った資源を選んで持ち込めば、充分に採算が合うんだろうなと、おぼろげなら想像をしてみました。

限られた資源を有効に使うことは、勿論大事なことです。

それを事業として成り立つように努力するバイタリティーは、今の日本人にはありません。

そのスタッフも、ハングリー精神そのもののように良く働くと言います。

何十年後には、今の日本人と立場が逆転していないかと、心配にさせられた経験でした。



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