本日(9/10)、「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2022」の全国ツアーが始まる。
9/10(土)から12/25(日)までの3ヶ月間、全国37都市54公演が行われるディズニー・オン・クラシックは、今年開催20周年を迎えた。今年のツアーでは2つのプログラムが用意され、A公演では『塔の上のラプンツェル』、B公演では『ノートルダムの鐘』から全曲演奏されるなど、20周年という記念すべき年にふさわしいツアーとなっている。
また今ツアーでは、3年ぶりにニューヨークのブロードウェイで活躍する外国人シンガーが来日する。コロナ禍になってからは、日本政府による入国規制の影響で外国人シンガーたちは来日出来ず、代わりに日本の声楽団体「二期会」に所属する歌手の方々が、2020年から2022年の春ツアーまでシンガーを務めた。
以前自分のブログで、日本人がシンガーを務めると、ディズニーソングを慣れ親しんだ日本語で唄ってくれて、さらに同じ国民ということで、シンガーと観客との間に一体感が生まれやすい、ということが日本人シンガーの魅力だと書いた。
しかし、今日からのツアーでは日本人ではなく外国人がオンクラでシンガーを務める。そのため、彼らに対して日本人シンガーと同じ魅力を求めるのはとても無理がある。だが、外国人シンガーには彼らにしかない魅力がある。
まだオンクラでは外国人が唄う姿を観ていないが、8月に行われた「ディズニー・ワールド・ビート」では外国人が唄う姿を観てきた。そこで感じたのは、外国人シンガーは、曲を体全体で表現しているということだ。外国人は声だけではなく、顔の表情や目、思いっきりの良い身ぶり手振りを交えて歌を唄っていた。
もちろん、日本人シンガーも表情や身ぶりを交えて唄っているが、外国人は日本人以上に大きく体全体を使いながら唄っていた。外国人の思いっきりが良すぎるパフォーマンスは、観ている者を圧倒し釘付けにさせるパワーがある。そして、そのパワーは観客を歌の世界に導く要素も持っていると思った。
日本人シンガーにはないパワーを持つ外国人シンガーたち。そのパワーは、今日から始まるオンクラ全国ツアーで多くの観客が目の当たりすることになるだろう。とても楽しみだ。
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