6月中旬。耳の下にできていたコブの状態を調べるべく、近所の耳鼻咽喉科を受診しました。
平日の午後診療の開始時間直後に行ったため、待ち合わせ室には1~2人しかおらず、とても空いていていました。そのため、受付もすぐに行うことができました。
初診ということもあり、住所などの個人情報を書類に書き、その後看護師さんからの問診を受けました。「どんな症状なのか?」、「コブがいつ頃からできていたのか?」など問診をした看護師さんは、私の容態を詳しく聞いてくれました。相手が自分のことを詳しく聞いてくれると、自分も詳しく伝えたいと思うのかもしれません。
問診後10分ほど待ち、診察の時間になりました。担当したのは、ディズニー映画『王様の剣』に登場する白髭の魔法使い「マーリン」のようなおじいちゃん先生でした。
〈『王様の剣』のマーリン。おじいちゃん魔法使いの代表的な見た目〉
年老いた見た目に加え、椅子に座った私の首から顎を震える手で触りながら診察する姿に、「このじいさんで大丈夫か?」と、診察中に不安を感じていました。
診察が終わると「これは耳下腺腫瘍の可能性がありますね」と、少し弱った声で先生は診察結果を伝えてくれました。そして「紹介状を書いておきますから、市内の大学病院で検査をしてきてください」と案内してくれました。
この結果に、私は2つのことを考えました。1つ目は「手術を受けるのことになるのか?」と不安を感じたことです。今回かかりつけ医を受診する前に、耳下腺腫瘍の手術について調べると、顔面神経麻痺の後遺症が起こる可能性があることを知りました。めったに起きることではないものの、全く起きないわけではないため、もしかすると自分も顔面神経麻痺を患うことになるのではないかと不安になりました。ネガティブな思い込みは、私たちに不安感を与え、メンタルに悪影響を及ぼします。そのため、思い込みは抱かないほうが良いと思います。
2つ目は、自分が予測していた病気と同じ診察結果であったことに安心したことです。「恐らくこうなのかもしれないな」と思ったことが当たると、「やっぱりそうだったんだ。合っていて良かった」と安堵感を抱いていました。
診察後、会計を終えて帰宅した私は、すぐに自分の住んでる地域にある大学病院に電話でこの日のことを連絡しました。
電話では、名前や生年月日などの個人情報に加え「どこのかかりつけ医を受診したのか?」、「医師からの紹介状はあるか?」ということが聞かれました。
そして、電話受付をして頂いた方から病院内の耳鼻咽喉科を受診するように勧められました。そこで、翌日の午前診療の時間が空いていると言われたため、私はその時間に即決しました。
思った以上にことがスムーズに進んでいて驚きましたが、身体に関することは早め早めに動いたほうが良いと思います。
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