10月7日(土)、『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』が行われている横浜市内の映画館で『アナと雪の女王』(2013)を観に行きました。
『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』は、今年創立100周年を迎えるディズニー社を記念して、全国100か所の映画館で特別上映イベントです。2023年10月 の毎週土日限定で開催されており、10月7日(土)は主題歌が社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』が上映されました。
9月25日(月)の午前0時よりチケットが販売されていましたが、その日の午後0時には完売するなど、イベントの約2週間前から盛り上がりを見せていました。
今回のイベントでは、来場者限定のアクリルスタンドが配布されました。主人公のアナとエルサの2人が並んで立っている姿がプリントされたこのスタンドは、見ているだけで可愛くて癒されます。
〈『アナ雪』来場者特典のアクリルスタンド〉
今回の上映は、アナの日本語吹き替え声優を務めた、女優の神田沙也加さんが亡くなってから初めて劇場公開となりました。
神田さんの声は元気いっぱいで姉想いのアナにピッタリで、神田さんはアナの生まれ変わりと言っても過言ではありません。今回の『アナ雪』の劇場公開は、ディズニー創立100周年をお祝いすることに加えて、神田さんを追悼する意味合いもあったのかもしれません。
特に、劇中でアナが人生で初めて国外の人々と関わることへの嬉しさを唄った『生まれてはじめて』を聞いたときは、この歌を唄う神田さんの姿が思い浮かびました。
神田さんが意気揚々と嬉しそうに唄う姿を想像すると、直接その歌声を二度と聞けない寂しさと、私たちを感動させてくれたことへの感謝の念を抱きました。
そして歌の終盤になると、急に胸が熱くなり、最後の「生まれてはじめて」という歌詞のところでは涙が出ていました。前述した寂しさと感謝の感情が頂点を極めたため、自然と涙が出てきて心を落ち着かせたのだと思います。
感動の涙をもたらした『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』最初の作品『アナと雪の女王』。今月の土日にこのイベントが行われる劇場では、感動をもたらすことになると思います。