わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

避妊や去勢で犬の性格がおとなしくなるか?

2007-09-21 19:57:20 | Weblog
 愛犬のパナがス-パ-の入り口で、かわいらしいチワワに初めて会って、喜んではしゃぎ回った。そのチワワは小さい体を身動きするのでもなく、悠然と何事もないかのようにパナの動きを見ているだけだ。平然としている。喜ぶ気配もない。

 飼い主に「おとなしいですね。」と声をかけた。
「避妊手術したから、おとなしいのです。」とのこと。
この飼い主も、避妊や去勢をすると、犬の性格がおとなしくなると、獣医に騙されたのだと思った。

 避妊や去勢をすると愛犬の性格がおとなしくなると言う科学的なデ-タはない。
愛犬の性格は親犬から授かった遺伝子のDNAと育った環境によって決まる。それは人も犬も同じだ。避妊手術で、男性や女性の性格が変わるわけがない。


 性格や性欲は脳の中枢神経が司る。性中枢は脳の視床下部にある。
子宮や卵巣を切除した女性が性格まで変化することはないように、愛犬の睾丸を切除しても性格は変化しないと見るのが順当だ。
人間も含め動物の性格を手術で変えるには脳の細胞を切除するロボトミ-(手術)をする以外には方法はない。
 中国には清朝が滅亡するまで3,000年も続いた非人道的な風習の宦官(かんがん)制度があった。宦官とは中国の後官(大奥)に仕える去勢した男性使用人のことだ。
 少年期以前に男性として機能する器官を切除されるので、男性でもなく、女性でもない中性人間ができあがる。後宮の女官との姦通ができない安全な使用人として仕えた。

 しかし、その宦官がおとなしかったわけではない。性行動ができない代わりに、権勢欲が強く、後官(大奥)だけでなく、中国の政治を左右するほどの権力を握っていた。宦官は男性でもなく、女性でもない。宦官が中性であったことは確かだが、おとなしく従順だったかどうかは個人差があると見るのが正しい。

 去勢するとおとなしい性格になるいうのは科学的な根拠はない。手術代稼ぎの詭弁だ。デタラメということだ。 

 再度言う。性格は親から受け継いだ遺伝子のDNAと育った環境によって決まる。女性にさえ気の荒い殺人鬼もいる。性的に中性だから、おとなしいとはいえない。

 犬は動物だから、人間とは違い、去勢で性格がおとなしくなるとでも言うのか。非科学的でまやかしだ。人間も生物学的分類ではホモサピエンスのヒトという動物だ。犬と同じ哺乳類だ。各臓器の機能は同じだ。
その大切な臓器を切除することは動物虐待だ。動物愛護法の趣旨に反する。

 愛犬は飼い主に全幅の信頼を寄せている。悪徳獣医師に騙されないことが大切だ。愛犬の幸せを守れるのは飼い主だけなのだから。


 (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)

ANI_045.GIFAN040.GIF公園でノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集

709.jpg
712.jpg

sibafunonihiki1a.gif


参考随想

matatakianime.gif 犬の狂犬病注射有害無用論!随想集46編!


狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
ANI_051.GIFAN040.GIF狂犬病予防ワクチン注射のからくり
                  狂犬病予防法は御用済みの悪法だ   

sibafunonihikianima.gif  


kurikkuaikentotozananima.gif


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。