人の腰椎椎間板ヘルニアは人口の約1%が罹患し、手術した患者は人口10万人当たり年間46.3人という報告がある。つまり、ヘルニア罹患者1,000人のうち、手術した人は46人と少ない。
一方、犬の椎間板ヘルニアで手術を勧める獣医が多い。何かおかしい。
獣医は犬のぎっくり腰も椎間板ヘルニアだと不正に診断して手術を勧めているのではないか。その脅しの手口の実例をネットから拾って、下段に掲載してある。
ぎっくり腰とは広い意味では原因不明のすべての腰痛を言う。だから、すべての成人がぎっくり腰になった経験があるだろう。医学用語では急性腰痛症という。痛いが、薬も服用しないで、いつの間にか治る。
痛い所がはっきりしているぎっくり腰もある。狭義のぎっくり腰で椎間捻挫という。
背中の骨の最下段にある椎間関節という関節が捻挫をおこしたものだ。痛いので、鎮痛剤などが必要だが、手術をしなくても治ることが多い。
一方、椎間板ヘルニアとは背骨の骨と骨の間にあるクッションの役目をしている軟骨の椎間板が所定の位置からはみ出して、神経に触れて痛みを感ずるものだ。ヘルニアとは、ラテン語ではみ出すという意味だ。
レントゲンなどではみ出している状態を確認できる。
つまり、ぎっくり腰と椎間板ヘルニアは全く違うものだ。
なのに、獣医は手術代で儲けるために、犬のぎっくり腰も椎間板ヘルニアだと故意に誤診して手術を勧めている。誠実な獣医が次のホームページでその実態を明らかにしている。椎間板ヘルニア恐るるに足らず
犬の椎間板ヘルニアは手術をしても治る可能性は10%以下だ。鍼療法のほうが安全で治る可能性が高いとのこと。
ブログ「愛犬問題」の愛読者の愛犬が急にぎっくり腰になったと随想獣医は飼い主に説明責任を果たしてない! インフォームド・コンセント意識が欠如!に投稿してきた。
椎間板ヘルニアだと獣医に言われても、すぐには手術をせずに、鎮痛剤でしばらく様子を見たほうがよさそうだと賢明な判断をしている。愛犬は6日目で回復した。
その投稿文のやり取りの主要部をまとめて次に掲載する。
ぎっくり腰 投稿者 : もみじの味方さん
愛犬のもみじがぬいぐるみの上にのっていつものように遊んでいたとき、ぎっくり腰になったらしく、腰が抜けて歩けなくなりました。抱き上げるとブルブルと痛みで震えていました。かなり痛いようで、床においてもすぐにへなへなとうつぶせになってしまい、おしっこもそのまま漏らしてしまう状態でした。
翌日、動物病院で痛み止めの注射を打って貰いました。日に一度痛み止めの薬を飲ませ様子を見ると言うことになりました。METACAMという薬で、非ステロイド系の薬です。30分ぐらいで痛みがなくなるようで、元気に歩けるようになっています。
24時間ぐらいすると薬の効果がなくなるようで、また、腰が抜けてしまいます。4日間投薬して様子を見ることになりました。愛犬のもみじが歩きたいときは自由にさせると言うことです。
4日後の月曜日もまだ様子が悪いようだったら、獣医さんがレントゲンを撮ってさらに他の治療を考えましょうということになっています。
3日目、痛み止めが効いているようで、家の中で元気にしていたので、夕方散歩に連れ出したが、3mで座り込んで痛みで震えが止まりません。抱き上げて家に戻り痛み止めを与えました。30分で効き目があって、寝始めました。
4日目、普通に家の中で歩き回っていましたが、雨で散歩はしません。痛み止めは与えません。
5日目、普通の状態だったが、夕方の散歩で20分歩いたあたりでしゃがみ込んで震えました。抱きかかえて帰宅して、2度目の痛み止めを与えました。痛みが取れたらしく、普通に遊び回っています。
6日目以降は、全く普通の状態になり、散歩も普通に出来るようになりました。以前の散歩の量に戻っても痛みはない模様です。完治ですね。
Paroownerさん、随想を書いてくださるのですね!
その随想で、手術をして再起不能になってしまうわんちゃんの数が減ることでしょう。
ぎっくり腰も椎間板レルニアだと脅して、手術を勧める獣医の手口をネットから拾って紹介する。
愛犬たちの健康よりも獣医自身が儲けることを最優先している実態の一部を垣間見る思いだ。
自分の犬がヘルニアになってしまった場合
まず重要なことは迅速に行動をすることです。
症状が麻痺という重度の場合、単純に治療の可能性が高いものを選ぶのであれば、外科的な治療がもっとも治癒の可能性が高いです。また治癒の可能性は時間の経過とともに低下していきます。
”ステロイドで治るかもしれないから、注射で様子を見ましょう”という方針を提示されることもあるかもしれません。
その”治るかもしれない”は確かに8割程度の可能性で正しいと思います。
しかし治らなかった時には、その時点で手術をしても治る可能性はさらに低くなります。
このリスクの説明がない場合を非常に多く耳にします。また、ヘルニアは造影レントゲン検査・CT検査・MRI検査を行わない限り診断することはできません。
これらの検査を行わずに治療を開始する場合、圧迫の程度がまったくわからないためリスクは非常に高いものであると考える必要があります。できる限り、適切な診断を行ったうえでどのような治療を行うのかを決定することが望ましいと考えます。
上記の文章で、獣医は「まず重要なことは迅速に行動をすることです。」「治癒の可能性は時間の経過とともに低下していきます。」と言って飼い主に考える余裕を与えないようにしている。椎間板ヘルニアには急いで手術をしなければならない科学的な理由はない。
この獣医は出任せのウソを言っている。詐欺商法だ。インフォームド・コンセント(説明責任)の意識が欠如している。
人の椎間板ヘルニアの場合も急いで手術をする人はいない。じっくり考えて、納得してから手術をするものだ。
手術はできるだけしないほうが愛犬の健康と命のために良い。薬で治るものは薬で治したほうが医療費の負担も少なくて済む。
「造影レントゲン検査・CT検査・MRI検査を行わない限り診断することはできません。」とのことだが、ぎっくり腰の場合はそのような検査は不要だ。それらの検査でもぎっくり腰の原因は特定できないからだ。
いろんな検査機器を揃えている動物病院は、往々にして過剰診療をする。高価な機器の代金の回収を急ぐためだ。
飼い主は高価な検査費用の支払いだけで済めば良いほうだ。
検査結果の正しい判断ができない一般愛犬家は獣医のウソの検査判定にだまされて、有害無用な手術を強いられることにもなる。
日本の獣医界は百鬼夜行の状態だ。白衣を着た妖怪に飼い主がだまされると、飼い主は金銭的な被害で済むが、愛犬は一生取り返しのつかない被害を受けることになる。獣医の言いなりになることは「泥棒に鍵を預ける」ようなものだ。
愛犬の健康については、先ずご自分の頭で考えることが大切だ。
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狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ
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公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね
姉妹HP
Googleの環境保護のデイレクトリに選定されている優良HP
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一方、犬の椎間板ヘルニアで手術を勧める獣医が多い。何かおかしい。
獣医は犬のぎっくり腰も椎間板ヘルニアだと不正に診断して手術を勧めているのではないか。その脅しの手口の実例をネットから拾って、下段に掲載してある。
ぎっくり腰とは広い意味では原因不明のすべての腰痛を言う。だから、すべての成人がぎっくり腰になった経験があるだろう。医学用語では急性腰痛症という。痛いが、薬も服用しないで、いつの間にか治る。
痛い所がはっきりしているぎっくり腰もある。狭義のぎっくり腰で椎間捻挫という。
背中の骨の最下段にある椎間関節という関節が捻挫をおこしたものだ。痛いので、鎮痛剤などが必要だが、手術をしなくても治ることが多い。
一方、椎間板ヘルニアとは背骨の骨と骨の間にあるクッションの役目をしている軟骨の椎間板が所定の位置からはみ出して、神経に触れて痛みを感ずるものだ。ヘルニアとは、ラテン語ではみ出すという意味だ。
レントゲンなどではみ出している状態を確認できる。
つまり、ぎっくり腰と椎間板ヘルニアは全く違うものだ。
なのに、獣医は手術代で儲けるために、犬のぎっくり腰も椎間板ヘルニアだと故意に誤診して手術を勧めている。誠実な獣医が次のホームページでその実態を明らかにしている。椎間板ヘルニア恐るるに足らず
犬の椎間板ヘルニアは手術をしても治る可能性は10%以下だ。鍼療法のほうが安全で治る可能性が高いとのこと。
ブログ「愛犬問題」の愛読者の愛犬が急にぎっくり腰になったと随想獣医は飼い主に説明責任を果たしてない! インフォームド・コンセント意識が欠如!に投稿してきた。
椎間板ヘルニアだと獣医に言われても、すぐには手術をせずに、鎮痛剤でしばらく様子を見たほうがよさそうだと賢明な判断をしている。愛犬は6日目で回復した。
その投稿文のやり取りの主要部をまとめて次に掲載する。
ぎっくり腰 投稿者 : もみじの味方さん
愛犬のもみじがぬいぐるみの上にのっていつものように遊んでいたとき、ぎっくり腰になったらしく、腰が抜けて歩けなくなりました。抱き上げるとブルブルと痛みで震えていました。かなり痛いようで、床においてもすぐにへなへなとうつぶせになってしまい、おしっこもそのまま漏らしてしまう状態でした。
翌日、動物病院で痛み止めの注射を打って貰いました。日に一度痛み止めの薬を飲ませ様子を見ると言うことになりました。METACAMという薬で、非ステロイド系の薬です。30分ぐらいで痛みがなくなるようで、元気に歩けるようになっています。
24時間ぐらいすると薬の効果がなくなるようで、また、腰が抜けてしまいます。4日間投薬して様子を見ることになりました。愛犬のもみじが歩きたいときは自由にさせると言うことです。
4日後の月曜日もまだ様子が悪いようだったら、獣医さんがレントゲンを撮ってさらに他の治療を考えましょうということになっています。
3日目、痛み止めが効いているようで、家の中で元気にしていたので、夕方散歩に連れ出したが、3mで座り込んで痛みで震えが止まりません。抱き上げて家に戻り痛み止めを与えました。30分で効き目があって、寝始めました。
4日目、普通に家の中で歩き回っていましたが、雨で散歩はしません。痛み止めは与えません。
5日目、普通の状態だったが、夕方の散歩で20分歩いたあたりでしゃがみ込んで震えました。抱きかかえて帰宅して、2度目の痛み止めを与えました。痛みが取れたらしく、普通に遊び回っています。
6日目以降は、全く普通の状態になり、散歩も普通に出来るようになりました。以前の散歩の量に戻っても痛みはない模様です。完治ですね。
Paroownerさん、随想を書いてくださるのですね!
その随想で、手術をして再起不能になってしまうわんちゃんの数が減ることでしょう。
ぎっくり腰も椎間板レルニアだと脅して、手術を勧める獣医の手口をネットから拾って紹介する。
愛犬たちの健康よりも獣医自身が儲けることを最優先している実態の一部を垣間見る思いだ。
自分の犬がヘルニアになってしまった場合
まず重要なことは迅速に行動をすることです。
症状が麻痺という重度の場合、単純に治療の可能性が高いものを選ぶのであれば、外科的な治療がもっとも治癒の可能性が高いです。また治癒の可能性は時間の経過とともに低下していきます。
”ステロイドで治るかもしれないから、注射で様子を見ましょう”という方針を提示されることもあるかもしれません。
その”治るかもしれない”は確かに8割程度の可能性で正しいと思います。
しかし治らなかった時には、その時点で手術をしても治る可能性はさらに低くなります。
このリスクの説明がない場合を非常に多く耳にします。また、ヘルニアは造影レントゲン検査・CT検査・MRI検査を行わない限り診断することはできません。
これらの検査を行わずに治療を開始する場合、圧迫の程度がまったくわからないためリスクは非常に高いものであると考える必要があります。できる限り、適切な診断を行ったうえでどのような治療を行うのかを決定することが望ましいと考えます。
上記の文章で、獣医は「まず重要なことは迅速に行動をすることです。」「治癒の可能性は時間の経過とともに低下していきます。」と言って飼い主に考える余裕を与えないようにしている。椎間板ヘルニアには急いで手術をしなければならない科学的な理由はない。
この獣医は出任せのウソを言っている。詐欺商法だ。インフォームド・コンセント(説明責任)の意識が欠如している。
人の椎間板ヘルニアの場合も急いで手術をする人はいない。じっくり考えて、納得してから手術をするものだ。
手術はできるだけしないほうが愛犬の健康と命のために良い。薬で治るものは薬で治したほうが医療費の負担も少なくて済む。
「造影レントゲン検査・CT検査・MRI検査を行わない限り診断することはできません。」とのことだが、ぎっくり腰の場合はそのような検査は不要だ。それらの検査でもぎっくり腰の原因は特定できないからだ。
いろんな検査機器を揃えている動物病院は、往々にして過剰診療をする。高価な機器の代金の回収を急ぐためだ。
飼い主は高価な検査費用の支払いだけで済めば良いほうだ。
検査結果の正しい判断ができない一般愛犬家は獣医のウソの検査判定にだまされて、有害無用な手術を強いられることにもなる。
日本の獣医界は百鬼夜行の状態だ。白衣を着た妖怪に飼い主がだまされると、飼い主は金銭的な被害で済むが、愛犬は一生取り返しのつかない被害を受けることになる。獣医の言いなりになることは「泥棒に鍵を預ける」ようなものだ。
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