わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳

2010-06-09 08:31:24 | Weblog
犬の避妊・去勢の弊害について、アメリカで獣医学の重要な学術論文が発表されている。
卵巣切除・去勢手術で犬はガンなどのいろんな疾病を誘発するという調査結果だ。詳細な学術データが添付されている。

 日本の獣医は屁理屈を言って、犬の飼い主に無闇やたらに避妊・去勢を勧める。
特に、メス犬は避妊手術をすると、乳腺腫瘍になりにくいと言っている。
 その根拠はアメリカの古い学術論文だ。怪しげな論文だと思っていた。乳腺腫瘍にはなりにくくなっても、他のガンなどの病気が多発することには触れてない。獣医が飼い主に避妊手術を勧めやすいように、都合の悪い事実は故意に発表しなかったのではないかと思っている。

 つまり、獣医が儲けるために、愛犬家をだまして、避妊手術を勧めるのに悪用されてきた。
日本の獣医はその論文を盾にして愛犬家をだまして避妊・去勢手術で儲けている。その陰で、多くの愛犬たちの健康と幸せが犠牲にされている。白衣を着たカネの亡者の悪魔の仕業だ。犬の天敵の蛮行だ。

 獣医界の詐欺商法について、今回、紹介するアメリカの学術論文は次のように警告している。原文の主要部を一般愛犬家にも理解しやすいように意訳して掲載した。



  Laura J. Sanborn, M.S.         May 14, 2007

 獣医も愛犬家も犬に卵巣切除や去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。
従来の考えでは、幼少期の犬に卵巣切除や去勢手術をすると、リスクよりもメリットのほうが大きいと言い伝えられてきた。
卵巣切除や去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。

 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で卵巣切除や去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。
犬は卵巣切除や去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。

 卵巣切除や去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。



 犬の避妊や去勢によるリスクとメリットについて、次のように調査結果を公表してある。



去勢のメリット

1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 
2 ガンではない前立腺疾病の発病を低減する(ガンは去勢しても防止できない)。
3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。

去勢のデメリット

1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。
2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。
3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。
4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。)
5 肥満のリスクが3倍に増大する。
6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。
7 尿路ガンのリスクが2倍になる。
8 体形奇形のリスクが増大する。
9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。



卵巣切除のメリット
  メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。

1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。
2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。
3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。
4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。

卵巣切除のデメリット

1 1才未満で卵巣を切除すると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。
2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。
3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。
4 肥満のリスクが増大する。
5 尿失禁をするようになる。
6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。
7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。
特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。
8 尿路腫瘍のリスクが増大する。
9 体形の奇形のリスクが増大する。
10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。

              翻訳者:ブログ「愛犬問題」管理人Proowner



 ブログ「愛犬問題」では避妊・去勢手術は犬にとっては有害無益であると警告してきた。犬の心身の健康を害し、犬の幸せを奪う蛮行だと言い続けてきた。下記関連随想に、具体例を挙げて論じてある。

 人間の身勝手な都合で、愛犬が親から授かった臓器を奪い取ることは自然の摂理への反逆だ。
広大な宇宙を造り、地球を造り、あらゆる動物を作った天地創造の神の冒涜だ。愚劣きわまる蛮行だ。
人知の及ばない大自然が造った動物の臓器に不要なものがある筈がない。すべての臓器は動物が生きるために必要だ。それを切除すると弊害が出るのは自然の摂理だ。

 獣医は自分が儲けるためだけに、愛犬家に避妊・去勢手術を勧めている。飼い主がだまされると、その愛犬が一生取り返しのつかない被害を受けることになる。

 飼い犬の心身の健康と幸せを考えない飼い主は無責任だ。獣医にだまされる飼い主は愛犬家失格だ。

 なぜ、あなたの愛犬に避妊・去勢手術をしなければならないのか。
あなたご自身の頭で考えることが大切だ。
あなたの愛犬はあなただけが頼りだ。
あなただけが愛犬の健康と幸せを守れる。


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