ウォーキングの「グループわらじ」活動紹介

主に宮城県内で、楽しく歩いて自然に親しむをテーマに、毎月一回徒歩定例会を実施中。2024年6月で600回を数えました。

グループわらじ 第607回徒歩定例会「福島の低山十万劫山登山(429m)」

2024-11-20 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

11月の2回目の徒歩定例会の報告です。今年は11月に長短二回の定例会を企画しており、今回は長距離例会です。(写真は10月の下見時や今回参加のKさんの撮影分を含みます)

グループわらじ 第607回徒歩定例会「福島の低山十万劫山登山(429m)」

2024年11月17日(日)晴れ 参加者26名 歩行11キロ

今回は福島の花見山の奥にある十万劫山という低山へ登り、紅葉を楽しみました。

東北本線の鈍行電車で福島駅へ、さらにバス(タッチ決済が使える!)で渡利方面へ、花見山の一つ手前の館バス停で降りて集合場所の駐車場へ向かいます。ここに26人が集合しました。メンバー確認や準備体操の後、出発です。歩き始めるとアヤメが咲いています。狂い咲き?

花見山は私有地でボランティアによって管理されています。ここはそのベースの一つ。

次はボケです。これも春先の筈?

次に咲いていたのはサクラの花。桜には各種あるので、狂い咲きかどうかはわかりません。

花見山頂上までは60分コースをたどります。途中見事が松葉が、大王松です。下にはとても立派な松葉がたくさん落ちていました。

花見山の頂上からは福島の街と吾妻連峰が一望できます。

さあ、十万劫(じゅうまんごう)山へ向かいます。

紅葉の中を歩きます。

分岐点を左へ。この辺りには野草が群生。

お昼過ぎにに十万劫山到着。小春日和の楽しい昼食。

記念写真の後、下山開始。民家が近くなり舗装道路になりました。

途中イノシシのワナにいい感じで柿が落ちていました。

とりあえずゴールの茶屋沼着です。

20分程歩いて出発のバス停まで戻る予定でしたが、バスの時刻まで1時間近くあり、駅まで歩いても5キロ1時間位なので、希望者は歩くことに決定。大正時代に出来た松齢橋で阿武隈川を渡利地区から福島の市街地へ渡りました。だいぶ急いだかいもあって、予定の1時間前の電車に乗れました。

皆様、お疲れさまでした。

11月29日は能登半島応援チャリティコンサートです。プログラムには当グループの宣伝も載っていますのでご覧ください。12月の行事は、第608回徒歩定例会「仙台の古木・名木を訪ねて」です。参加ご希望の方は下記に載っておりますので、その一番下の問合せ先よりご連絡ください。(TK)

2024年4月から2025年4月の50周年記念徒歩定例会までの行事計画


グループわらじ 第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024-11-15 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

11月の徒歩定例会の一日めの報告です。今年は11月に長短二回の定例会を企画しており、今回は短距離例会です。水曜日の行事ですが、他の団体や通訳を連れた訪日客も来ておりました。(写真は予告編と合わせてご覧ください)

グループわらじ 第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024年11月13日(水)晴れ 参加者33名 歩行5.6キロ

いわゆる山寺の中心部からは東にある峯の浦・垂水遺跡を訪ねました。まず仙山線を渡って、千手院観音へ行きます。(案内板を再掲)

ここからしばらく登ると垂水遺跡に到着。自然の妙、蜂の巣状の天井の洞窟がいくつかあり、古峰(こぶはら)神社や稲荷神社が祭られています。写真は稲荷神社です。

岩の割れ目には不動明王が祀られています。望遠レンズの拡大版、画質はご容赦を!

今度は山麓をトラバースする感じの遊歩道を歩きます。いかにも烏帽子という感じの岩。

次に城岩七岩。

最初の弓張り岩から面白山方向。紅葉が素晴らしかったです。

別の岩から少し南の二口方向を見ます。電車が走って来ました。

猿岩はこんな感じ。どの岩も前が切り立っていますので要注意!

紅葉の中を昼食場所の修験場へ向かいます。

昼食後は、峯の浦本院遺跡を通って、根本中堂へ出ます。

根本中堂脇には芭蕉句碑があります。少し紅葉していました。

2年前の10月の写真(再掲)と比べて下さい。

この後、山寺駅前で解散となりました。解散時には11/29に開かれる能登半島地震と大雨被害支援のチャリティコンサートのPR、及びその時のプログラムに出稿する当グループわらじの広告費用に関して歩行1キロ当たり10円のカンパが募られました。その後は駅前の土産物屋さんを冷かして観光地価格のビールや饅頭を求めたりして、仙台行きの快速電車で帰宅しました。(TK)


予告編:グループわらじ第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024-11-06 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

烏帽子岩の写真が誤っておりましたので、訂正します。(2024/11/14)

11月の徒歩定例会の一日めの予告編です。今年は11月に長短二回の定例会を企画しております。今回は短距離例会になります。使用した写真は以前に歩いた時(2022年10月)の物を使用しております。

予告編:グループわらじ 第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024年11月13日(水)5.6キロ

山寺と言うとこの景色ですが、今回はこの写真の右の方にある峯の浦・垂水遺跡を歩きます。

駅を出て橋を渡り、線路をくぐって、東の方に歩いて緩やかに上ると案内看板があります。

この看板の遊歩道を左回りに歩こうと言う訳です。右上の垂水遺跡の方にも入って行きます。

まずは、千手院観音に詣でます。ここは鳥居と鳥居の間に仙山線が走っている事で有名です。ちょうど人が歩いているあたりに線路が横にあるのが見えます。ここに電車が走っている写真を良く見ます。電車に注意して渡ります。

更に30分程登ると、垂水遺跡に到達します。この時は高校登山部の学生たちも来ていて賑やかでした。この後、奥の山に登ったようです。

円仁宿跡、垂水不動尊、垂水観音などを見学します。ここの特徴は何と言ってもこの石(凝灰岩?)の天井にあるハチの巣状の形です。とても異様であると同時に神聖にも感じます。

岩の間にお堂があります。

続いて、烏帽子岩です。まさに烏帽子の形をしております。(修正版11/13本番時の写真)

この後、城岩七岩があり、弓張岩・楯岩・猿岩・鏡岩・塩岩・砦岩・甲岩と続きます。一つずつご自分の目でお確かめください!続いて昼食場所の修験場の脇に大きな毘沙門岩があります。

山から下りると、根本中堂です。

その隣には、松尾芭蕉が詠んだ、有名なおくのほそ道の句が刻まれた碑があります。

ここから駅へ戻ります。

駅の反対側には、アイスヒルと呼ばれる一連の奇岩群があります。次の機会にはこちらも歩いて見たいと思います。

(TK)

 

 

 

 


グループわらじ 第605回徒歩定例会-2「箱崎半島先端一周ウォーク」

2024-10-30 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

10月の宿泊例会の二日めを報告します。今回のコースの一部はみちのく潮風トレイルMCTと重複します。なお、使用した写真は以前にトレイルを歩いた時(2024年3月)や、下見(2024年7月)と行事当日の物が混在しています。

グループわらじ 第605回徒歩定例会-2「箱崎半島先端一周ウォーク」

2024年10月13日(日)12.4キロ(2日間の合計20.0キロ) 参加者20名

目覚めるとまさに日の出の瞬間、急いで写真を撮る。日本はどこでも電柱電線の間からの日の出となる事が多い。

朝食を取って30分早めに出発。

希望によりコンビニで飲料調達。三陸鉄道鵜住居駅で当日参加者二人を迎えた。

鵜住居白浜でバスを降りる。下の写真の防波堤の裏側に停めました。

林道歩きを初めて、約1時間、千畳敷との分岐となる大沢遺跡に到着しました。ここで体調の悪い3人は戻り、大槌バスツアーとなりました。

ここから本格的な上り(と言っても林道です)が始まり、トンネルまで続きます。落ち葉の間にマムシがいました。

千畳敷方向ですが見えません。下の写真は3月の葉の茂っていない時期の物です。

続いて大仮宿トンネル、照明は何もありません。

下りになり、木々の間に三貫島が見えますが、下記の3月の写真の様には見えません。説明板によると、漁が少なくて困った時でも、この三貫島の回りは良い漁場になっていて、行けば魚が三貫文(今のお金で7,500円位だそうです)は取れた事が島の名前の由来だと。

仮宿方向がきれいに見え始めました。

トレイルから近道(津波時の避難通路)を通って、三貫島神社へ出ました。朱塗りの鳥居がきれいです。

神社の前は仮宿漁港です。下まで降りると大変なので、神社の回りで昼食としました。港まで行った方のお話しでは、堤防に釣り人がいてアジが入れ食い状態だったようです。

昼食後、トレイルから分かれて、出発地の白浜へ直接向かいます。こちらにもトンネルがありますが、車が時々通ります。スマホの明かりをつけて歩きました。

トンネルを出てしばらく歩いた所にバスに来てもらい、本日のウォーキングのゴールとしました。大槌湾の向こうには、右に鯨山(MCTのコースです)、左に小鯨山が見えます(小鯨山への登山道は未確認)。大槌湾には蓬莱島(ひょっこりひょうたん島)の赤い灯台が少し見えました。

根浜(ねばま)オートキャンプ場でトイレを借りて、釜石北インターから三陸道に入り、帰途につきます。三陸道の駅と矢本のパーキングで休みました。矢本では新しい東松島道の駅の建設が最終段階で、現行の三滝堂の一本勝ち状態が変わるかも知れません。

予定の17時半に仙台駅東口に無事に到着する事ができました。皆さん、運転手さん、ご協力ありがとうございました。 (TK)


グループわらじ 第605回徒歩定例会-1「本州最東端魹ヶ崎ハイキング」

2024-10-23 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

10月の宿泊例会の一日めを報告します。今回のコースはみちのく潮風トレイルMCTと重複します。なお、使用した写真は以前にトレイルを歩いた時(2023年11月、2024年4月)や、下見(2024年7月)と行事の当日の物が混在しています。先導して歩いているとすべての写真を撮るのは難しいのです。

グループわらじ 第605回徒歩定例会-1「本州最東端魹ヶ崎ハイキング」

2024年10月12日(土)7.6キロ 参加者18名

仙台駅東口から三陸道経由で3時間強で鮭で有名な津軽石、ここから重茂(おもえ)半島に入ります。途中『えんやあどっと』と言う水産振興施設で休憩。まだ11時半、三陸道の威力は大きい!

今回は姉吉へ入る道が狭いために、バスをマイクロバスにした。姉吉の集落から漁港へ下りる道が細い。その途中に、明治と昭和の津波碑がある。上部には「ここより下に家を建てるな」、

下部には「明治29年にも昭和8年にも、津波は来た。生存者はそれぞれ2名、4名しかいなかった」と理由を明快に述べている。

すぐ下に今回の震災の津波到達碑。津波遡上高40.5m、有人地点で国内最高。津波は3回とも同じ高さまで来たようだ。

綾里の両方向からの津波が重なり合って高くなった所と共に、記憶に留めておきたい。

みちのく潮風トレイル(MCT)の魹ヶ崎入口の所にバスを停めて、まずは姉吉漁港で昼食。水が澄んで船が空中に浮いている様だ。

スタートするが、辛い上りの道だ。

最初に木に浮きが引っかかっている。

次いで、津波到達点、

すぐに魹ヶ崎までの遊歩道の最高地点があるから、

その後は緩いアップダウンだけだ。1つの橋と4つの沢を越えて歩く。沢の名は大和言葉とアイヌ語?の混じった様な感じがする。

アカサキ沢?最高点から1時間ほど進むと魹ヶ崎灯台に着く。灯台下のあずまやから見る太平洋は遮るものがなく、雄大そのものだ。

本州最東端の碑は後回しにして、まず灯台裏の長浦の景色を見に行く。下見の時は波穏やかな様子だったが、

今日は青空だが波は荒く白波が立っていて近寄ることが出来ない。

早々に引き返し、最東端碑に向かう、灯台と碑を背景に全体写真を撮る。

岬を堪能したら、姉吉へ戻る。帰りの足取りは軽い、

新緑の時の様子を出します。

再び『えんやあどっと』で休憩。今度はワカメソフトを賞味。(写真なし) また三陸道を通り、山田南で降りて45号線へ。浪板海岸の民宿に入る。着くのは早くとも走った距離は変わらない、バスはそのまま給油に向かった。

宿には山田から客人が来て下さったり楽しいお出迎え。入浴の後、夕食に。海の幸、通常は刺身だが今はアジが豊漁とかでフライが、また旬のサンマも皿に載りました。

『えんやあどっと』で入手した本州最東端訪問証明書をここで配布。

疲れていたからかビールはあまり進まずに、食後の2次会となった。幹事部屋に過半のメンバーが集まって、飲み直しながら懇親を深める。特に今回は他グループより3人の仲間をお迎えしたので、話に花が咲いた。(TK)