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初めての味噌仕込み

2011-02-26 12:30:30 | ★作ったよ!(料理・手芸など)


1月のことです。

生協のチラシを見ていたら、手作りお味噌の記事が出ていまして…
以前、ネットを通じて知り合った方から、手作りのお味噌をいただいて、その美味しさに感動してから、いつかやってみたいと思っていたのです。

よし、今年こそは!!と、挑戦することにしました。
材料は、大豆1kg、米こうじ1kg、塩430g、種水用の塩43g、種みそ(すでに出来上がっている味噌)250g。とありました。(これで、約4kgの味噌になるようです)

ワタシは、同じ手間なら2倍の量でやってみよう。という初心者のくせに無謀なことを考え、2倍の材料を注文。
これが後の重労働(と言うほどでもないか^^;)につながるとは思いもせずに…

※大豆2kgで仕込む場合※
米こうじと塩、種水用の煮汁や重石は2倍の量を用意しますが、種みそは1.5倍でよいそうです。

味噌を仕込む容器は、瓶やホーローの容器がよいようで…
瓶はあるけれど、今年もまた<梅干>を仕込む予定なので、新しくホーローの容器を購入することにしました。

重石は、塩をビニール袋に入れたものを使用するので、その分の塩800gも別途必要です。
容器を消毒するためのアルコール(35度以上の焼酎など)や脱脂綿やフキンも用意します。

他には、味噌を煮るための大きめの鍋や水をきるためのザル。
豆をつぶすための道具(麺棒やビニール袋、ポテトマッシャーやフードプロセッサーなど)
容器を覆うための新聞紙や紐も必要です。

さて!材料を揃えて、味噌作りに挑戦です^^!

下準備として、仕込みをする前の晩に、大豆を洗って大豆の3・4倍に水に(12時間以上)浸しておきます。(給水して2倍くらいにふくらみます)
ボールやつぶすための器具は熱湯消毒しておくと安心!

1.さぁ!豆を煮ましょう!
豆の2倍くらいの量の新しい水で煮始めます。
途中アクをとり、煮汁が減ってきたらお湯を足しながら、やわらかくなるまで3~5時間くらい煮ます。
(圧力鍋を使う場合の注意事項で、<圧を抜くところに大豆の皮などが詰まると危険なので要注意>とありました)
親指と小指でつぶせるくらいまでやわらかくすると、次の作業の<つぶす>のが楽になります。

「煮えたかどうだか食べてみよう…」と、時々、ちょっと食べてみましょう^^。
これが、びっくり。すごく美味しかったです。

2.種水をつくっておきましょう!
煮汁を種水用に300ccくらい(2倍の場合はこれも2倍)とり、煮汁が熱いうちに塩43g(2倍の場合はこれも2倍)を溶かしておきます。
この<種水>は仕上げる際のかたさの調整に使います。(必ず全量を使うわけではありません)

3.豆をつぶそう!!
煮上がった豆をざるにあけ、水分をきります。
豆が熱いうちにつぶしていきます。(冷めるとつぶしにくくなるそうなので、温まっている鍋に入れておきました)

つぶす方法。これはいろいろあるようで…
ワタシは適量をボールにとり、麺棒である程度つぶしてからビニール袋に入れ、袋の上から麺棒をころがして(クッキーの生地をのばすように^^)、大きめに残っている粒をつぶすという方法があっていました^^。
途中、フードプロセッサー(少量の種水を入れて回す)でもやってみましたが、これは結構面倒で…^^;ワタシには向いていないのでやめました。
でも、これをつかうと、均一に細かくつぶすことができると思います。
ポテトマッシャーも使ってみましたが、ワタシは麺棒の方が使いやすかったです。
バーミックス(?)のようなハンディミキサーがあると便利なんだろうなぁ。欲しいなぁ。
とにかく、地道につぶしていきます。
(途中、大豆1kgにしておけばよかった;と弱音を吐くワタシでした;)

4.容器を消毒しましょう!
アルコールを含ませた脱脂綿(清潔なふきん)で、容器の内側をふきます。
容器の底に少量の塩(分量外)をまんべんなくふっておきます。

5.塩こうじをつくりましょう!
ボウルなどに米こうじと塩を入れ、こうじと塩をやさしくすり合わすようにして、よく混ぜます。

6.混ぜ合わせましょう!
塩こうじ、つぶした大豆、種みそを混ぜ合わせます。
このときに、こうじの粒をつぶさないように注意します。
混ぜ合わせたものが、小指をスッと差し込めるくらいのやわらかさならばOK!
かたいようならば、種水を少しずつ加えて調整します。

大きめのボウル(鍋)で混ぜるのですが、2倍量の場合、相当大きいボウルが必要になります。
そんな大きなボウルは(うちには)ないので、塩こうじ・大豆・種みそ、それぞれを半分ずつにわけて、混ぜ合わせる作業をしました。

この混ぜ合わせているときの香り。
なんともいえない、いい香りがしていました^^。

7.みそ玉をつくりましょう!
おにぎり大に丸くにぎります。(トップの写真です^^)
みそ玉にすることで、空気をぬくのだそうです。

8.容器につめましょう!
4で準備しておいた容器に、みそ玉数個を入れ、空気をぬくように手の甲でつぶしながら詰めていきます。
それを繰り返して、全部詰めます。

9.ラップをして、重石をしましょう!
表面を平らにならし、容器の内側をアルコールでふき、きれいにします。
みその表面に、なるべく空気が入らないように、ぴったりラップを貼り付けます。
その上に二重のビニール袋に入れた重石用の塩を、表面全体に均一に重さがかかるようにのせます。

10.さぁ!寝かせる準備をしましょう!!
容器にふたをし、その上から新聞紙などで覆って、ひもでしばって封をします。
ラベルに仕込んだ年月日、使った材料の分量などを書いておきます。
この時期に仕込んだみそは、梅雨明けころに「天地返し」というのをするのだそうで…
その時まで、直射日光の当たらない、涼しいところに置いておきます。
じっくり寝て、美味しいお味噌になってもらいましょう^^!

さて、作業が終わって、今回の反省(というか、心配事)です。
6の作業で、ちょっとかたかったかもしれないのです。
かたいことで、出来にどんな支障があるのか…
心配です。

天地返しのときが来るのを、ワクワクどきどきしながら待つことにします。
どうか、うまくいっていますように…



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄い! (なま・けもの)
2011-02-28 13:57:11
私もネット上で知り合った方が、やはり
お味噌を作られていましたが…。
その後どうなったか詳細は???
後で、その方のブログに行ってみます。
燻製をよくされる方がいらっしゃるので、
私もいつか燻製は挑戦したいです!
もしこれが成功したら、わたさんは
お醤油も作ってしまうでしょうか?
わたさん宅は、いつも美味しい匂いが漂って
いそうで羨ましいです。
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自家製おみそ? (nazoneko834)
2011-03-05 10:48:30
お久しぶりです。
お元気そうでなによりです。
自家製おみそ 子供のころやりましたよ。
美味しくできるといいですね。

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なま・けものさんへ (wata)
2011-03-22 09:19:01
返信が遅くてごめんなさい。
なまさんも無事で、何よりです。

燻製も興味のあることのひとつですが、まだやってみたことはありません。
なまさんが挑戦したら、ぜひ教えてくださいね^^。
お醤油は…無理かな^^;
今朝、はなまるカフェで「三升漬」なるものを紹介していました。
美味しそうだったので、ちょっと作ってみたいと思いました。
返信する
Unknown (nazoneko834さんへ)
2011-03-22 09:27:25
nazonekoさんも無事でよかったです。
(ブログ見ました)

お味噌づくり。
私は初めてで…
娘たちは小学校時代に、生活科の授業で経験したことがあって、私よりずっと詳しかったです^^;
今は台所の床下収納庫に収まっております。
覗いてみたい気持ちでいっぱいなのですが…
梅雨明けまで、我慢がまん。
うまく出来ていることを祈るだけです^^。
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