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青空ーすべてはバランス

心不全 part2 症状と治療

2021年12月19日(日)昨晩の月はきれいだった。思いがけなく見ることができた。今日は雪が降ったり雨が降ったり。寒い。



前回は心不全とはどんなものかを理解した。いろんな疾病から心臓のポンプの働きが悪くなるんだった。
そうなると症状はどうなるのか?

症 状

・息切れとむくみ
血液の流れが滞りやすくなり、血液中の水分が血管の外にしみ出ていく
しみ出た水分が肺にたまることで息切れが起こったり、脚などにたまってむくみの原因となるようだ。

ー息切れー
息切れは、最初は階段や坂道で起こりますが、進行すると平坦な道でも息切れが起こるようになる。
さらに進行すると安静にしている時も息切れするようになる。
例えば、横になると起きている時よりも多くの血液が肺に流れ込むために息苦しくなるから、そうなるとかなり進行していると言える。

ーむくみー
むくみは脚に起こることが多い。くるぶしの周囲や足の甲、すねなどに起こりやすい。
指で押すとへこんだ痕が長く残る。

・そのほかの症状
食欲不振、おなかが張る、疲れやすくなる、体重が増えるなど。
体重の増加は、体の中の水分量の増加によるもので、短期間で急激に増加するようだ(例えば1週間に3~4㎏ほど)。

心不全進行のステージ
4段階あるぞ!
ステージA
高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある段階。
ステージB
心臓が送り出す血液量が低下するなどの心臓の働きに異変が現れてきた段階。
ステージC
息切れやむくみなどの心不全の症状が起こった段階で、日常生活に支障が出てくる。
一般的にこの段階で「心不全」と診断されるようだ。この段階で病院に行ってないとまずいことになる。
ステージD
心不全がかなり進行した段階。
入院する回数や日数が増える。

予防と治療
ちょっと良くなったかな?と思ってもすぐに症状がまた重くなることを繰り返すから、早めに受診し、治療開始することが大切だ!症状が進行するとそれ以上の進行を食い止める治療しかできなくなる。

まずステージA・Bの症状がある予備群の人は、その生活習慣病を改善するように努力して、そこで食い止めることが大切だ。

治療薬には主に4つある。
・ACE阻害薬、ARB、アルドステロン拮抗薬など
ホルモンや交感神経に作用し、血圧を下げる。
・β遮断薬
交感神経に作用し、心拍数や送り出す血液量を減らす。
・利尿薬
体の中の水分を尿として排出促進させる。
・強心薬
心臓の筋肉に作用し、その働きを強くする。

これら以外に新薬も出ている。
・ARNI・・・血圧を下げて心臓への負担を軽くする。むくみを改善する。
・SGLT2阻害薬・・・尿から糖を排泄させる。
・イバブラジン・・・心拍数を下げる。

放置していると大変なことになることが分かりました。

普段から特に「塩分の摂りすぎ」や「肥満」「喫煙」などは十分注意しなければ!


参考

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