2023年2月14日(火)今日は晴れ間もあったけど雨や雪も目まぐるしく変わる寒い冬らしい天候でした。
2月6日、トルコ南部のシリア国境近くでマグニチュード7.8の地震をはじめとするM7を超す2回の地震が発生して、毎日ニュースで報道されているが、死者数がどんどん増えている。これまでにトルコとシリアあわせて3万7000人以上というから規模がすさまじい。
発生から1週間が過ぎた今も、がれきの下に取り残されている人がたくさんいるとみられているから、一体どれだけの犠牲者となるのだろうか?
WHOの推計によると、被災者の数は2600万人近くになるという。国はできる限りの援助をしてほしいし、個人的にもできるだけの支援をしたい。
内閣府の防災白書によると、21世紀の自然災害で死者・行方不明者が3万人超だったのは、
スマトラ沖大地震22万6000人以上(04年)
ハイチでの地震22万2600人(10年)
ミャンマーでのサイクロン13万8400人(08年)
中国・四川大地震8万7500人(08年)
パキスタンでの地震7万5000人(05年)
東日本大震災の死者・行方不明者の総数は1万8423人(22年3月時点、災害関連死を除く)
となっている。
きのうテレビで見たのは、断層が破壊された衛星画像。約300kmにわたって断層がずれているそうだ。その断層に沿って延々と建物が被害を受けている。かなりの規模だ。
なんてことだろう。2023年は2月に入っているが、次々と大きな事件が起きている。何だか疲れてきます。
21世紀、スマトラ沖の大地震で最大規模の被害が出ているのを見て思い出したのですが、約7万年前、更新世後期、スマトラ島のトバ火山大噴火というとんでもない規模の噴火があったとされる。ホモ・サピエンスの人口が1%まで激減という説もある。スマトラ島のあたりは非常に危険な地域だ。