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妙顕寺(上京区)

狩野派2代目、狩野元信による文殊・普賢菩薩像の水墨画が450年ぶりに公開*された、日蓮宗の大本山。


京都市上京区    「妙顕寺」 (古都探訪 101)



妙顕寺(みょうけんじ)は京都初の日蓮宗道場として創建された、法華宗の根本をなす由緒正しき日蓮宗の大本山。



この妙顕寺と妙覚寺、立本寺の三寺で「龍華の三具足(りゅうげのみつぐそく)」と呼ばれている。



春境内を、しだれ桜とソメイヨシノが競うように咲き誇り、艶やかに染め上げる。




大本堂と大玄関を繋ぐ回廊周りを、ソメイヨシノが覆いつくすさまは、まるで一枚の絵画を観ているよう。



琳派を代表する尾形光琳の屏風絵をもとに作られた「光琳曲水の庭」を奥に配す方丈周りは、紅色のしだれ桜が主役を務める。




格式がありながら、テラヨガやアコースティックライブ、さらには和傘を使った幻想的なライトアップなど、既成概念にとらわれない発想力で近年若者にも支持が拡大しているユニークな寺でもある。

*特別拝観は4月12日(木)までの、日中のみ。

             photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

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