京都市北区紫野西御所田町23 「石臼蕎麦 初音屋」 【1989】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/98/28dc537a177fbaa07b3404c0f843a500.jpg)
地下鉄「北大路駅」を下車し出入口②から北大路通に出て、大徳寺方向へほてほてと約1㌔西進した右手に見える、京町家の軒先に揺れる「そば」の提灯が目印の、石臼蕎麦専門店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/a5/abac28edf9a78dc9a0cb66341dcddd69.jpg)
ちょうど西側の棟続きには以前ご紹介した「中華 六六 【1975】」さんが在り、こちらのお店も気になって、日を改めて伺ったものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/35/17df9a03ac907f48d5e4a59b260b73ee.jpg)
当時の面影を色濃く残す玄関土間右手の和室。 表から格子越しに差し込む光で、ボワッと浮き出るさまに暫し見入ることしきり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/19/fabe7f2b1eefc9eaf6b4451cbeae8684.jpg)
一転奥の客間は民芸調にあしらわれ雰囲気も明るく、蕎麦屋らしい活気にあふれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/30/e563f3d81722a7efec8b77ea0f3dfa6e.jpg)
次に天井を見上げると大型の町家でよく目にする、側繋ぎ(梁)に掛けられた立派な牛曳き梁(うしひきばり)が、どうだとばかりにおやじに迫ってきましたよ。 凄い! ! (^^) !
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/89/c079ebe807127a30b2c2ec3ea7ed3002.jpg)
また奥の坪庭もしっとりとした風情を漂わせ、これだけの京情緒を醸し出す蕎麦処は、そうそうお目にかかれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/b6/74ff8ca83c5ef5728714865fc650aba3.jpg)
お品書き①
蕎麦はもちろんのこと、一品ものや鍋、天婦羅のコースと、小料理屋的側面も窺えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8b/a60da09499474c98b0b8b54c287f0168.jpg)
お品書き②
いかにも京らしい湯葉とのコラボ料理もあり、一度夜にお邪魔してみたくなりますねぇ ⤴
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/03/e9ca7504f0a15250ee20034ed01f2db5.jpg)
「ざる蕎麦+ミニきつね丼 1,040円」
お店イチ押しのお昼ご飯がコレ! 蕎麦の盛り加減もなかなかで、ミニ丼もご飯一膳分はゆうにあり、結構腹持ちが良いですよ💛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/43/d6f4f894714731d513979d52aed62a68.jpg)
粉は自家製の石臼挽きなれど、蕎麦は機械打ちと見え、素材の良さが光っているだけに、最後まで(手打ちに)こだわった方がよいと思いますが、いかがでしょう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/a8/3b12814cf4b635ec2dc2a8e89fc141cf.jpg)
ミニきつね丼も、お揚げにじんわりと出汁がしみこんでおり、こりゃ美味い! 😋
なるほど純蕎麦屋というより、料理も含めトータルでみた方が、此処の利用価値が高まり、値段もリーズナブルで落ち着きもあり、観光の際、一息入れるのにピッタリのお店といえるでしょう。
☆付近のお出かけスポット・大徳寺界隈、今宮神社、建勲神社(けんくんじんじゃ)