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フランジパニ (京都市上京区)

映画「マザーウオーター」のロケ地にもなった、静かな時が漂う癒しのカフェ。


京都市上京区室町通鞍馬口下ル森之木町462
   「フランジパニ (Prangipani)」   【1673】



地下鉄「鞍馬口駅」を下車し烏丸通から鞍馬口通に入り西進し、その1ブロック先の室町通との交差点角に佇む、土壁と板張りの色合いが眩しい、総二階の京町家が目印の癒し系カフェです。



入口の土間にあたる部分にはテーブル席が設けられ、大きなガラス窓より温かな日差しが降り注ぎ、思い思いに読書にふける人たちが、静かに時の流れを刻んでいました。



お店の一番奥から土間を見下ろします。    昭和初期に建てられた京町家をモダンにリノベーションしてあり、新旧のバランス良い融合は見事というほかありません。



その中でも一際目を引くのが、座敷の市松模様の障子と床の間。  
オーナーのアイデアということですが、いかにも京都らしい風情を店内に放すことに成功しており、また床の間の趣きも独特の味があり、暫し見入ってしまったほどです。



障子の向こう側には手入れの施された坪庭が残っており、ナンテンが赤い実をたわわにつけていましたよ(もうすぐ小鳥がつつきに来るでしょう)



メニュー表。
ゆったり過ごすためのツールとしてドリンク類は充実していますが、逆にフード類はサンドイッチやカレー等僅かです。



「スパイシーチキンカレー 700円」

先ずはグリーンサラダで、葉物から根菜までバランスよく、しかも繊細さが垣間見え好印象です。



スパイシーな辛味が舌を刺激しつつも、その後にコクのある旨味が口一杯に広がり、専門店に勝るとも劣らない一品でした。 旨し!



「ブレンドコーヒー 250円(ランチタイムのセット価格)」

一本筋の通ったライトな味わいの一服で、コチラも丁寧な淹れ方が光っていますよ!


閑静な住宅街の路地裏に在るため地元の方が多く、それに混じって映画ファンや観光客も訪れますが、他のカフェと違い静寂の時がこの空間を支配しており、終日心穏やかに過ごすことができます。  

一人物思いに耽りたいとき、一人旅で心癒したいとき、本当にここはハマリますよ。

映画「マザーウオーター」・・・京都を舞台にした男女7人の日々を描いた作品で、主演は小林聡美。  2010年10月30日公開。

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