京都府福知山市厚中町121 「あじくら 福知山本店」 【2365】
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JR山陰本線「福知山市民病院口駅」を下車し、花水木通りに出て右に折れ、その先さんさん通りとの交差点角に佇む、レンガ造りの建物に、放射線状に広がるアーチ型窓が印象的な、地に根付いた老舗レストランです。
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あにはからんや店内には、まるでギャラリーのように有田焼や民芸品がズラリと並び、それを風神雷神図が睨みを効かし護るという、独特の空気感が流れ、暫し立ち止まりぐるりと見渡したほどです。
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正面に据えられた、あのシンボルライズ的な窓からは、柔らかな陽光がふりそそぎ、どこかの美術館を訪れたかのように、アカデミックな趣も漂い、次第にカオス感に包み込まれていきます。
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さらに土蔵をイメージしたという、高い天井の直線的な筋交いに、モダニズム的なものを感じ、これほどの新旧の渦巻き具合は他に類を見ないほどで、トンガリ方が半端ナイッス! 👍
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メニュー表①
京都ぽーくが現在の看板メニューとのことでしたが、内装同様、もっと尖ったものがあっても良いのにね(笑)
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メニュー表②
ファミレスをイメージした構成も、雰囲気にはそぐわないなぁ、、((笑))
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メニュー表③
中途半端な和洋折衷より、どちらかに振り切って欲しかった!(((笑)))
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メニュー表④
オーソドックスすぎて、ズッコケた(調子に乗り、スマン!)
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「冬のお弁当ランチ 800円」
平々凡々を絵にかいたような出で立ちのお弁当で、全体のバランスは取れているものの横並びで、コレ!というものが一つ欲しかった。
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それでもしっかりと手はかけてあり、カニクリームは熱々で、大根煮もじんわり出汁がしみ込み、ご飯が進みます。 美味い! 😋
やはり最初のインパクトがキョーレツすぎて、普通の献立が貧弱に見え、ホント損しています。 メガ盛りでもデンジャラスでも良いので、ドキッ!とするような一品があれば、全然違うと思いますよ。
☆付近のお出かけスポット・福知山城、元伊勢内宮皇大神社