次なる主役へとバトンを繋ぐ、サクライロのゲート。 京都市伏見区 「名残の桜 宇治川派流・十石舟」 (古都探訪 137) ソメイヨシノが散り始めると、空も水面もサクライロに染まり、尚一層幻想的な情緒を醸し出す。 しとしととお昼前から雨が降りはじめ、艶やかさまで纏う。 花筏を縫って進む十石舟からの眺めも、満開の桜のゲートとはまた違う趣があり一興。 ほどなく、サクライロからミドリの萌えへとバトンタッチする。 photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ