京都市伏見区東組町698 「玄屋」 【1079】
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近鉄「桃山御陵前」駅または、京阪「伏見桃山」駅より、西に進路を取り「伏見大手筋商店街」へ、程なく右手に見える「京都銀行」角路地を入り(右折)その約300㍍先右手のマンション「パークテラス桃山」1階にあるラーメン専門店です。
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伏見と言えば、言わずと知れた「酒どころ」であり、そのジゲモン「酒粕」を使用したラーメンが有名なんですよ此処は。
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やや照明を落とした店内は、厨房を囲むように配置されたカウンター席と、テーブル席が設けられ、約20名の収容能力があります。
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シンプルなメニュー表。
名物の酒粕らーめんは中央部に表記されています。 ラーメンとしては若干高目の設定かな。
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「酒粕又焼麺 ¥950」
一見味噌と見紛うような所作だが、酒粕のよい香りがプンと鼻腔をくすぐる。 一口スープをふくむ。 先ず酒粕の独特のコクと旨味が広がり、次にベースの醤油、豚骨、鶏ガラが追って舌を転がる。 酒粕とベースの配分がなんとも絶妙であり、ご当地ラーメンにありがちな「取って付けた」部分が全く無くよい。 またトッピングの大根けん、薄揚げがアクセントになっているのもGOOD!
食べ進む内に、小さい頃おふくろがよく作ってくれた「かす汁」を思い出しました「懐かしいな、、」
酒粕がこんなにラーメンに合うなんてホンマビックリで、おやじにとって初体験ながら、コレはハマル味でした。 但一つ、ストレートの細麺が若干茹ですぎなのが残念でしたが。
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コレは間違いなく「ご当地名物」と言えるものであり、近くにお出での際は是非味わって損は無い一品と言えるでしょう。
またその際は、必ず又焼入りをオーダーしましょう。 僅か150円のプラスで、又焼がこれでもかっ!って位のっていますので。