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一乗寺中谷(京都市左京区)

伝統の和と新鋭の洋がコラボする繊細で優美なスイーツがいただける甘味処。


京都市左京区一乗寺花ノ木町5  「一乗寺中谷」  【1742】



叡山電鉄「一乗寺駅」を下車し曼殊院通を詩仙堂方向へと東進し、白川の交差点を越えた一筋向こうの右手角に佇む、どっしりとした構えの日本家屋が目印の、和洋折衷の甘味処です。



一乗寺中谷さんといえば、創業70年を越える老舗店としてつとに有名ですが、近年3代目のご主人が作る伝統的な和菓子に、パティシエールの若女将による洋菓子が加わり、新しい感性のスイーツがいただけるお店として評判を呼んでいます。



その最たるものが「三色お豆のタルト(写真左)」と「絹ごし緑茶てぃらみす」で、特にてぃらみすはマスコミでも数多く取り上げられ、ネット通販では約2ヶ月待ちの超人気商品となっています。



もちろん昔ながらの「でっち羊かん」や、剣豪宮本武蔵が吉岡一門と死闘を演じた「一乗寺の下り松」が程近いところに在るため、それに因んだ「一乗寺下り松 武蔵」などの銘菓も、根強い人気を誇っています。



店内の一角にあるカフェスペース。  此処では和洋のスイーツをはじめ、おばんざいのセットをいただくことができるんですよ。



メニュー表①
京都らしくわらびもちに特化したスイーツが色々並んでいます。



メニュー表②
お昼のランチは1種類のみですが、そのかわりアフターの和洋のバリエーションが豊富なんですよ。



メニュー表③
和菓子の場合はコチラの7種類からチョイスします。



メニュー表④
もちろん洋菓子には、あのてぃらみすもラインナップされています。



「京雑煮のいろどりごはんと洋菓子+お飲物 1,650円」

白味噌仕立てのお雑煮に艶モチのお赤飯、ごま豆腐におばんざいの小鉢2つとめでたさ満載で、特にメインのお雑煮には、杵つきのお餅を仄かな甘味の白味噌がふわりと包み込んでおり、心がホッコリ癒されました。    沁みるねぇ、、



珈琲と絹ごし抹茶てぃらみす。
珈琲は素直な飲み口の一服で、これなら和洋どちらのスイーツでもマッチしますね。



豆乳と京都柳桜園茶舗の抹茶、白あん、フロマージュブランのクリームに、緑茶シロップが染みこんだスポンジを7層重ね合わせた和風ティラミスで、その出で立ちは枯山水をイメージしたものだとか。 一匙掬い口に頬張ってみると、甘さ控え目の生クリームと爽やかな緑茶の旨味が口中に広がりつつスッと消え、そのあっさり感が実に秀逸でスプーンを持つ手が止まりません。 美味し~い♪


まるで触れると淡雪のように消えてなくなるような繊細さをもつこの逸品は、一日70個を作るのが限界とされ、店頭販売を兼ねると、ネットでの2ヶ月待ちも仕方の無いことだと納得します。  是非詩仙堂や金福寺、曼殊院門跡、そして下り松の散策を兼ね、直接お店に訪れてみてはいかがでしょうか?  オススメしますよ!

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