ひなビタうどん店なれどルーツには、輝くヒストリーがあります✨
兵庫県美方郡新温泉町浜坂2334-1 「自家製うどん 吾妻」 【3431】
JR山陰本線・浜坂駅エキマエの、新温泉町「まち歩き案内所」向かいに、紫色の暖簾、風なびく、老舗うどん処です。
メインストリートから、人通りもまばらな、閑散とした浜坂駅を臨む。 母方の祖父の時代から慣れ親しんだ土地だけに、寂しさがつのるばかり。
おふくろ曰く、浜高の女学生時代にはすでにあったというから、70年以上の歴史を誇るんじゃぁないかな。 あの頃の賑わい、今は昔。
聞けば江戸末期から続く、大阪最古のうどん店「吾妻」さんの暖簾分けで、初代から引き継ぎ現在は3代目とか。
なるほどけいらんや鳥なんば、木の葉丼など、山陰ではあまり馴染みのない品書きが並んでいるのも、その名残といえますね。
「ざるうどん 700円」
角のない細麺仕立ての自家製麺は、別名を「ささめうどん」と言い、文豪谷崎潤一郎の未亡人松子さんが本家を訪れたのにちなみ、小説・細雪(ささめゆき)から命名されたのだそう。
「天かすうどん 550円」
その食感は讃岐ほどでないものの、適度なコシを備えのど越しよく、あっさりとした関西出汁も手伝い、スルスルと(出汁も残さず)最後までいただけます💛💛💛💛💛💛💛💛
「木の葉丼 650円」
うすく切った蒲鉾にお揚げさん、そして青ネギと、素朴ながらもどこかしら上品さ漂う丼で、京都でいうところの衣笠丼とよく似てます🦊🦊🦊🦊🦊 もちろんお味も、甘辛のお揚げと出汁が効き、こりゃぁ美味い!😋😋😋😋😋😋
いかにも昔ながらの慎み深いうどん店なれど、ルーツをたどれば誰もが知る、メジャー級のヒストリーにふれることが出来ます。 是非!