京都市上京区大宮通丸太町東入ル一丁目857-3
「酒菜 石慶」 【1827】
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地下鉄「丸太町駅」を下車し出入口②から丸太町通に出て二条城方向へ西進し、途中堀川通まで進んだらそのまま交差点を渡り、その先約250㍍右手の、郵便局手前路地を入った突き当りにある、隠れ家的割烹料理店です。
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ストーンと奥に続く石畳のアプローチを目のあたりにすると、高級料亭のような趣を感じ一瞬腰が引けますが、此処は勇気を振り絞り暖簾を潜りましょう。
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いかにもという感じのモノクロトーンで纏められたエントランス。 それでも慌てず騒がず先ずは、ドア横の張り紙に注目しましょう。
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そうなんです。 敷居が高そうに見えてもその実ランチは、リーズナブルなお値段でいただけるんですよ。
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店内もシックな色合いで、BGMも小粋なジャズが流れ、まさに大人の隠れ家という雰囲気が空間を支配しています。
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なにより目を瞠ったのは、カウンター席に敷いてある鈍い輝きを放つ一枚モノの銅板で、おやじは下世話にも「How much?」と勘定してしまいました。
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また置いてある小物類にも計算された美しさを感じ、(実際そうなんですが)ディナータイムならそれなりの出費は覚悟しなければなりません。
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お品書き①
前述の日替わりの他にも、お造りや生姜焼き等の定食が1,000円チョイでいただけます。
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お品書き②
但しランチは水・木のみとなっていますのでご注意を。
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「お造り定食 1,100円」
お造りをメインに自家製の汲み上げ豆腐に小鉢1つ、さらにはお替りOKの雑穀ご飯に味噌汁と、店格を考えたら間違いなく破格値といえる構成です。 その自家製豆腐はクリーミー且つフレッシュでコクがあり、サブに付けるには勿体ないくらいの逸品です。
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おやじが京都で店格の1つのバロメーターとして測るのが造りの鮮度であり、海の幸豊富な山陰ならともかく内陸部では、しっかりとした業者との取引があるかどうかが重要といえ、そういう意味では合格といえる鮮度でした。
さすがに旬の食材を多用した和食の数々には躍動感があり、キラリと光るものを感じましたよ。 これはもう特別な日用に、手札の1つとして持っておくことにします。 ご馳走様!