街はクリスマスモードに早くも突入していますね。こうなったら音楽もクリスマスCD解禁で良いのでしょう

アメリカなんかは感謝祭が終わってからクリスマスモードに突入するそうですが、台湾なんかは1月でもクリスマスソング掛けているし、ま、その国の事情で良いのでしょう
今日紹介するお勧めのクリスマスアルバムは、1990年に発売されたバリー・マニロウにとっては初のクリスマスアルバム"
Because It's Christmas
"です。デビューしてから15年以上経って初のクリスマスアルバムを出した背景にはバリーがJewish系だと言うこともあるのでしょう。

メル・トーメの名曲をバリーらしく素直に優しく表現する"1. The Christmas Song"。また、当時人気だった女性グループ、エクスポゼとまるでBing ClosbyとThe Andrew Sistersのバージョンを再現したかのように楽しくデュエットしている"2.Jingle Bells"やバリーの声の多重録音で厚みのある"9.Have Yourself a Merry Little Christmas"など大人の世界が展開されています。多くの曲が賛美歌やクリスマスキャロルからバリーの歌唱に導かれる凝った作りになっています。本作にはバリー自作の心温まる"5.Because It's Christmas (For All The Children)"やこれが発売になるまでは1977年の
Live
アルバムでしか聴けなかった"10.It's Just Another New Year's Eve"が収められているところも聴き所です。アルバムジャケットには暖炉が見えますが、心の中の暖炉に火が灯るようなそんな落ち着いたロマンチックな

バリーのアレンジも光るアルバムです。今やいろんな人にカバーされてスタンダードになった感もある"Because It's Christmas"は、バリーが'92年に来日した折には、徹子の部屋に出演して歌ってくれました。因みに、本作は後にミリオンセラーになっています。
2002年に2枚目のクリスマスアルバム"
A Christmas Gift of Love
"を発売していますが、それについてはまた
後日・・・。

↑今日打合せの後東京タワーのクリスマスツリーを撮りました。携帯のカメラで撮ったのでぶれていますが、綺麗ですね

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