娘を耳鼻咽喉科に連れて行ったとき。
待合室で座っていると、3歳くらいの女の子を連れた若いお父さんが来はった。
どうやら患者さんは女の子らしい。
受付けを済ませたパパさん、本棚をみつけて「こっちに座ろ」って言いかけて止まった。
受付けの近くにある本棚は、少年コミックばかり。
ハイキューとか、ドラゴンゴールとか、進撃の巨人とか。
入り口の横には子供用のスペースがあって、そっちの本棚は絵本とお母さんが読みそうな雑誌がある。
パパさん、そのスペースを見つけて、すぐに「あっちにしよう」って言って女の子の手を引き、子供用スペースにいかはった。
子供用スペースは椅子も低くて、成人男性には座りにくい高さ。
それでもずっと女の子のそばにいてはった。
受付の前の椅子からでも、十分 目は届くのに。
子どもが普段どんな本を読んでるか、わかってるんやな~。
そばにいた方が安心するってわかってるんやな~。
ほんの短い時間でも、その人の人間性とか出るもんやな~。
若きパパさん、個人的に100点です