娘を耳鼻咽喉科に連れて行ったとき。(また?)
雑誌を読みながら、待合室で順番を待っていると、青年を連れたお母さんがやってきた。
雑誌に目を落としたままやったので、顔をあげなかったんやけど
「え? もしかしてCさん?」
話しかけられた。
娘が昔 通っていたバレエ教室で一緒やったお母さん
すごくお久しぶりやった。
連れてきた青年は、聞けば自営の製鉄会社(?)の従業員さんで、インドネシアの20歳の子。
ニュースで見る、外国人労働者ってって方なんやね。
生で会うのは初めてやわ。
娘とそんなに変わらない年齢やのに、偉いなあ 出稼ぎのために、見知らぬ国に来てるんや~。
10人ほどインドネシアとベトナムから来てはって、それぞれ自炊なんやそう。
「節約して、実家に仕送りして、1年で100万円貯めてやるんよ。3年したらインドネシアに帰って、家 建てて車 買うんやで」
凄い~、偉い~ 親孝行や~。
日本語もインドネシアで勉強してきて、日常会話は大丈夫。
問診票の質問、咳は出るか、のどは痛いか、なんかは聞いたら日本語で答えてる。
「せやけどな、みんな病院に行きたがらへんねん」
節約したいんやな。
身体は大事にせなあかんで~。頑張って~