kira kiraな☆しあわせ ~多発性海綿状血管奇形・心因性非てんかん性発作(PNES)と共に~

病気があるからこそ今いる私。楽しいことも悲しいことも、すべてがkira kiraの思い出になると信じて‥☆

サービスが偏っている気がする

2019-08-30 15:17:55 | Weblog

今日、ふと思ったことがあって、、

私の「サービス」って、皆に平等なのかな。

そもそも平等とはなんぞや?という考えは置いておきます。

私の業務のひとつに、お客さまをアテンドする仕事があります。
時には、障害のあるお客さま(会社ではハンディキャップ・HCと表現しています)が来館されるのですが、
なんだか過剰な対応をしているような気がしてきました。

障害者手帳の提示で割引、というサービスがあるので
何らかの障害があるということは、もしかしたら必要な配慮があるかも・・と思う。
一緒に働くほとんどの人が、そういう気持ちでお客さまから必要なことを聞き出しています。

階段の昇り降りが大変かもしれない
車椅子から座席に移動して、お連れさまの隣に座りたいかもしれない、
逆に、お連れさまが、車椅子ユーザーのかたの横にいたいかもしれない
強い光や大きな音は大丈夫だろうか
耳が聞こえないお客さまとのコミュニケーション手段はどれがいいだろう
目が見えないお客さまが楽しめる方法は何があるだろう

などなど、、
プラスαの対応にはきりがないです。

海外のお客さまに対しても似たようなことが言えるかな。

いずれにしても、来ていただいたお客さまに楽しんでもらうことが、私たちの仕事です。


それで、、、
目が見えません。というお客さまの対応をする機会が何度かあって
(というか、自ら買って出るのですが…。)

階段を上がらないと座席まで行けないので、もちろんアテンドします。
そして、皆さんに貸し出しているブランケットを席まで持って行って
ご利用はいかがですか?の声かけと、触り心地と大きさを確かめていただき、
席のリクライニングを遠慮しているように見えて
後ろの人に迷惑にならないから、思い切り倒して大丈夫と伝え、
もしトイレに行きたくなったり、体調が悪くなったりしたときのサインを伝え、
対応する可能性のあるクルーに情報共有しています。

私にできる精一杯のサービスだと思ってしているけど、
お節介かもしれないな、と思うようになっているこの頃です。
それに、そういう対応をするのが負担だったり苦手だったりするクルーもいるかもしれない。
入場は私がアテンドしても、退場時はほかのクルーが対応するわけなので。。
「ブランケットは上映終了後に、係のものが回収に参ります」って言ってあるから、お願い!」
って引き継ぎする時も、負担かけてるかな…と思うことがあります。

イレギュラーなことって、私はとっても苦手。なのに、
自分にできるからってほかの人に任せるというか押し付けるというか、
なんだかなぁ。。

お客さまだって、そんなに関わってくれなくていい!とは言いづらいだろうし、
良かれと思って私がしていることを全部受け取ってくれる。。

はっきり断られることもあるけどね。

これって、いいのかな?
私の自己満足でしかないのかな?
悩ましいところです。


転職先が決まるまでの仕事だけど、辞めるまでは100%持ってるいろいろを発揮したい。
考えたい。おもてなしを極めたい。
そういう姿を、バイトの学生さんや若い子たちに見て欲しい気持ちもある。おばちゃんのお節介だけど。笑
私、突出して年齢が高いの。9割方、平成の子☆です。


転職はしないとだけど、
人と関わる仕事だから感じる自分への問いがあったり、
時にこうして立ち止まって、自分自身の行動を振り返ったり、

平成の子たちとワイワイ楽しく働ける職場で、
オタク趣味を分かち合えて、

最高の職場です。
この仕事が大好きで楽しくてしかたない!!
ずっとこのメンバーで一緒に仕事ができたらいいのに……。
会社への不満はたくさん生まれてくるけどね。


まあとりあえず、
私がしてほしいと思うこと、皆が同じ状況になれるサービスの提供、
今までどおり考えて行動していこうかな☆

こういうこと考えられるうちは、まだ社会福祉士の私がいると思えるときだ。