特例子会社って

初めて、特例子会社といわれる会社の
見学に行ってきた。

「・・・?」
って感じね。

特例子会社は、親会社の障害者雇用率の算定にカウントできる会社。
親会社の雇用率が達成できないからつくるようなものでしょ?
特例子会社って。。

なので、当然 障害者の社員が多いわけですが
どうして 障害者だけを集めた会社をつくらないといけないんだろうね。

親会社と言われる会社で雇用しないのはなぜ??

結局、就労継続A型と同じように感じる。

そして、特例子会社で働くとしても
3障害が対象と言いながら
実際は、身体障害者がいちばん多くて上にたっている。
知的障害者は 軽作業を黙々と。
精神障害者は 発達で能力のあるひとたちが多い印象。

30時間以上勤務が安定して継続できるこが大前提で
本当は40時間勤務なんだと。

精神とか病気で働けないひとたちにとって、
30～40時間働くって、相当なことだと思う。
疲れやすいことは障害特性でもあるのに。
その時間を働けないと、雇用率にカウントされないから
特例子会社の意味がないってことなんだろうけど

あまりに、雇用率のために使われる感が強くて
短時間勤務しかできないなら
0.5カウントでもいいという会社を受ければいい
って言われた。

障害者雇用の雇用率、変えてくれないかな…。
そのひとの状態で、20時間でも1カウントしてくれるとか。

企業は、雇用率のために障害者を雇う。
成果主義に見合うような能力のある人材がほしい。
だから基本 上から目線でものを言ってくるのよね。
ちがう??

同じ「福祉士」のひとから言われたことだから
余計にしゃくだったかも。

話きいてて、一緒にいたメンバーと
「この会社ムリ。雇ってもらわなくて結構です」という感想で
帰ってきました。
話長くて疲れきった…。

しごと内容もそうだし、なんかいろいろムカついたなー。
これなら、一般で短時間のパート探す方がいい。

短時間勤務とか、アルバイト、パートで募集してくれてる企業を見つけると
いい会社なのかも…と思うけど。
雇用率にカウントされなくてもしごとさせてくれるってことだから。

いろんな会社をみて、
そしていちばんの希望である福祉職(介護以外ね)を見つけていきたい
と、あらためて思った。

まぁ いろんな世界を知るのは大事よね。
引き出しは増えました。

1年ブランクあると採用しないってさ。
その間なにしてたかは大事って言うけど
仕事から離れていれば、前職の仕事能力は使えないと判断するらしいので。

なにかと腑に落ちない見学会でした。
だから聞きたいこともないし。
でも、こんなに説明して見学もしたのに
質問のひとつもないのか??
って思いがちな「福祉士」。
…ないもんはない(笑)