kira kiraな☆しあわせ ~多発性海綿状血管奇形・心因性非てんかん性発作(PNES)と共に~

病気があるからこそ今いる私。楽しいことも悲しいことも、すべてがkira kiraの思い出になると信じて‥☆

10段階のはなし

2012-09-25 15:13:42 | Weblog
いま、就労移行支援に通っているところでも、
その日の体調を1~10で自己評価していますが、
よく、「1~10で表すといくつ?」
っていう質問を受けることがあります。

私には、この10段階で評価することが、いまいちわからないので…
聞かれても「う~ん・・・」なことが多いです。

体調の10段階。
超元気!!が10だとしたら、という基準があるので、
これはまだわかる方。
「超元気」に近いのか、通所できない(0)に近いのか。
そう考えると答えられます。

わからないのは、例えば
ほとんど病院だけど、「いまの痛さを10段階で表したらいくつ?」

この質問が、わからない。

痛いの基準って何?
聞いてるひとは、いくつだと どうっていう解釈の基準があるのかしら。

先月 血管奇形の出血のときも聞かれて、そのときも、
「人生で一番痛い体験を10だとしたら、どれくらい?」
と聞かれたので、
基準がわかったおかげで「7…か8くらい」と答えられましたが、

とっさに10段階のどこにいるかを聞かれても、
基準がないと答えられない。

いまの私基準「10」の痛さになったとき、
なにを基準に答えればよいのかわからなくて、
いま「10」にしている痛さだったのに、10って大げさかな…?
10って、どれくらい痛いことを言うんだろう…?
と思い・・・

5よりは上かな。っていうくらいの判断しかできなかった。
で、数分ごとに聞かれるうちに、わけがわかんなくなってきて、
そのうち痛さも消失していって、、
結局、「そんなに痛いわけじゃないんだ」的に判断されて、
何もしてもらえず家に帰されました。。。


基準のない10段階評価は、意味がないと思う。
聞くほうも、聞かれるほうも。

自分の状況を、わかってほしい相手に伝えるのは、
簡単じゃないね。