風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

Bs Classic

2008-07-29 | Bs現場レポ2008 
仕事を早めに切り上げ、所沢に寄り道しておりました。
西武鉄道に乗って西鉄戦へ。



■ライオンズ・クラシック

ご存知のとおり、ライオンズは西鉄ユニで我がBsと対戦。
私にとって、西鉄ユニフォーム自体見ることすら初めて。
がんばれタブチ君の西武ライオンズの頃より遥か昔に存在したユニフォーム。


 
西鉄ユニの片岡選手。いつもに増して憎たらしいですね。

このL-Bs戦のカード、「野武士軍団」というテーマでした。
かつての西鉄黄金時代、三原監督が率いる下に、我等の仰木さんや中西さんが活躍されたというもの。
中西さんなど、かつての名選手が紹介していました。
私が球場に到着したときには仰木さんはもう終わってしまってたようです。

そして、強かった西鉄選手が各チームへ指導者として出向き、近鉄やオリもその恩恵を受けたともいえます。
その指導を受けて強くなった選手たちが、また現役を退いたときに、日ハムなどの監督やコーチとして活躍されている人が多くいますね。

案外、パリーグの中でも血の繋がりが結構あるものかもしれません。


さて。
そんな恩恵を受けたのなら、実力で恩返ししなければ。




平日ナイターの所沢とはいえ、結構多くの観衆が集まってました。
(がんばれタブチくん、ではエキストラを雇ったりしてましたが、ほんとの観客です)


 
こちら、いつものレフトスタンド・Bs応援席。





■立ち向かえ、猛牛勇者たち

試合運びは、序盤は投手戦。早いうちに3回が終わったように思います。

 
ボールが先行しながらも要所を締め、またラッキーな牽制死や併殺も取れて援護を待つコンちゃん。
また、翌日から休みであることから、総動員を想定して早めの準備態勢を敷くブルペン。


そして、6回表にようやく援護が。


 
好投する石井イッキュウさんから、筋肉夫が「塀・揚・オーヴァー」で先制。

 
続いて、カール様のお父様が「とうちゃん、やったよ!HR」で2点目。

これはいける!と手ごたえを感じつつあった矢先だったのですが・・・




筋肉夫がコールに応えている頃、西鉄軍は円陣を組み反攻体制。
(がんばれタブチ君では、円陣の中でみんなタコ焼き食べてるシーンがありましたが)


そして。立ちはだかったのは・・・


(遺影ではありません)


・・・やられました。よりによって、球宴&北京五輪の主役柄に。


 Lions 4 - 2 Bs

余談なのですが、北京五輪の日本代表の試合に興味があるかないかと聞かれると、
Bsから選手が選ばれなかったことが災いして「ない」になります。

そもそも、今のBsのように、春先の構想から相当かけ離れて主力選手が離脱した中でも強い強い西武やホークスに立ち向かう野球が好きなわけで。
日本代表ともなると、選手個人の力に頼るところが大きいですよね。

へなちょこ集団でも、その日その日の調子や、
相手投手やバッテリーコンビの相性、走塁などの作戦などがあれば楽しいものです。
それがかつての阪急や近鉄、BWの伝統的な強さだったと思ってます。


五輪日本代表には、前半戦成績も加味され、監督たちが信頼した結果もあるかと思います。
そういう意味で、前半で実力を出した、じーじぃ、このところ不振極めてたけど、北京で今日の打撃をして来い!



■Bs Classic

さて。レフトスタンドはいつもどおり、だったのですが。応援団さんたちがサービス。
真っ白な西鉄ユニよりも、ずっと私にとって歴史を感じた一幕がありました。





それは、9回表、Bs最後の攻撃。



関東では伝統芸能として親しまれているSENSU・Time。


 
リードを取られた方は、打者ごとに、かつてのブルーウェーブのスタイル、


 
そして、ブレーブスの各スタイルで、西鉄ユニフォームに劣らない伝統を見せてもらいました。
東京応援団のルーツともいえるお姿でしょうか。貴重なものです。





■前半終了

残念ながら、前半最終戦を白星で飾れませんでしたが、ここまで47勝50敗と、序盤の失速時からすると大健闘。
大石さんの前半戦総括コメントが今日のゲームレポートに掲載されています。
2008/7/29 ゲームレポート


これだけ主力選手が離脱した中でも健闘しているのは、抜けた穴を埋める選手が活躍しやすい環境を作っている首脳陣の成果も大きいと思います。


 
中でも一輝と清水ウニ夫の活躍は目覚しいですね。


そして、今日みたいに一発くらってやられても、また失点に繋がるミスをしても
「それらを恐れずに後半戦も戦ってほしい」というスタンス。

選手の力を引き出すには、ある程度許し、次はうまくいくと信じること。
ひとつひとつの失敗でダメだしして引っ込めては次に繋らない、長期的にも選手が成長しないというのも一理あります。

僕らファンは、ダメだった場合に、代えろとか落ちろとか言わずに、
ただ出てくる選手たちを信じ、応援したいと思います。


2008年、これまでの野球観戦記のまとめはこちらになります。
観戦成績12勝13敗。

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