オープン戦の最終戦。
阪神戦,かつ阪神の先発予定が毎日スポーツ紙で1面を飾っている注目の藤波投手ということで
どれほどの人が京セラドームに詰め掛けるのかと思ったのですが,案外普通でした。
それでも「阪神」「藤波」という言葉自体にいろんなスポンサーがついた魔力がありますんで,
スポーツ紙は毎日1~5面を阪神の記事にしなきゃ生きていけないんでしょう。
そんな注目度とは対照的なオリックスの日常を追うため,仕事から解放された今日は京セラドームのライトスタンドへ。
始球式はアイドリング菊池亜美さん。
西岡相手にわりと良い球投げてたので,スタンドからも拍手が。
本人はノーバウンドで投げたかったそうですけど。
レフスタと離れた上段内野席では,かの有名な踊るオッサン隊の姿も。
オリックス先発は開幕3戦目登板が濃厚な海田。
立ち上がり不安定で相手の暴走(西岡の3盗や大和の本塁突入)や川端の好返球に助けられた感があり,
序盤はなんとか無失点で切り抜けたところはありましたが,中盤3~5回は無難なピッチングを披露してくれました。
審判員が激狭ストライクゾーンで調子狂わされるような関東元パリーグ勢(中村・津川・橋本・柳田・栄村)ではないだけに,
前回の横浜でのDeNA戦と違って今日は言い訳できないということで締まったピッチングを期待したのですが,
とりあえず阪神打線を相手に期待通りの結果を出してくれました。
序盤打者1巡目は藤波の投球にデホしかヒットが出ず苦しめられるも・・
4回先頭の坂口ヒット,川端犠打で1死2塁のチャンスを作ると・・・
糸井のオリックスへの移籍後初ヒットとなる1・2塁間を破るタイムリーヒットで1点を先制。
藤波投手へプロの洗礼を浴びせたのは,やはりWBC日本代表の主軸も務めた糸井でした。
糸井といえば,2008年のオリックス初のクライマックスシリーズ進出で,当時絶好調の嶋村一輝が
カブレラのライトフライからのタッチアップを糸井のレーザービームで阻止されチャンスを摘まれたことが
一番衝撃的だったものです。
あの悔しさからとにかく糸井を倒す,糸井を上回る守備を坂口に託すという意気込みのもと
日本ハム戦を見てきただけに,糸井が味方にいるという現実がなんとも合併当初の近鉄選手だらけのオリックスに似ているというか,
あの頃を少し思い出したりしていました。
それでも,メディアはオリックスの記事に糸井選手の話題を載せるだけで,
話題性,口コミ効果が抜群に高いだけに,ありがたい存在となっているわけですが。
その後,スタミナ切れとなってきた藤波を容赦なく攻め立て,6回裏に5点を追加。
ただ,そんな中一番盛り上がったシーンが・・・
「阪神のバッター,藤井に代わりまして,日高」
試合内容に白けた3塁側・レフトスタンドをよそに,
このコールで大きな歓声と拍手で沸いたライトスタンドのオリックス応援席。
「この小せぇ人生One Time そう何回もない一度きり
だからこそ誰かのために生きてみるのもいいんじゃない」
宮古島のアーティスト,ハーベスタが生んだ曲をバックに現れるわけでもなく,
阪神の一員として大勢のファンに迎えられる日高。
そして,オリックス期待の20歳の新人森本から,オリックス歴16年,36歳の意地という牙を剥いて
左中間を抜くタイムリー二塁打を放つ日高。
この様に,ただただライトスタンドのオリックスファンは拍手を送るばかりでした。
森本には抑えて欲しいし,阪神には勝たなくちゃならない。
それとともに敵だった糸井を味方にし,オリックス・ブルーウェーブの魂が宿った日高を抑えなくちゃならないという
現実を抜きにできるオープン戦ならではの楽しみがあったように思います。
日高,野球人生の最後まで思いっきりがんばってこいよ。
その後,阪神の実戦不足のストッパー久保から安達のタイムリー3塁打を含めて更に3点を追加。
あれ,そういえば相手のキャッチャーって日高かよ・・・。
中継ぎ投手陣は海田から比嘉・森本・佐藤・平野と繋いで森本の1失点のみで抑えました。
結果,9-1で圧勝でした。
なぜか今年は私が観戦する試合は負けていないという不思議。
まぁ明日のスポーツ紙はどっちみち一面は「藤波」なのはわかってるんですが。
今日は相手の守備のミスあっての得点も多かったわけですが,そういう相手のミスに乗じて勝つことが大事ですね。
今まで相手がミスしても,エラーが多くても,与四球が多くても,被安打が多くても,何故かオリックスが負ける試合が多かっただけに。
前日は,ヒット1本しか打てなかったわけですが,それでも1点取れただけに,
そういう試合でも勝てるようになれば面白いチームになりそうな気がします。
この後,オープン戦最終試合ということで,選手への壮行式が行われました。
こういう意気込みを示すのもオリックスらしいですね。
メディアは取り上げてくれませんが。
こちらは,後日アップする予定です。
にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
阪神戦,かつ阪神の先発予定が毎日スポーツ紙で1面を飾っている注目の藤波投手ということで
どれほどの人が京セラドームに詰め掛けるのかと思ったのですが,案外普通でした。
それでも「阪神」「藤波」という言葉自体にいろんなスポンサーがついた魔力がありますんで,
スポーツ紙は毎日1~5面を阪神の記事にしなきゃ生きていけないんでしょう。
そんな注目度とは対照的なオリックスの日常を追うため,仕事から解放された今日は京セラドームのライトスタンドへ。
始球式はアイドリング菊池亜美さん。
西岡相手にわりと良い球投げてたので,スタンドからも拍手が。
本人はノーバウンドで投げたかったそうですけど。
レフスタと離れた上段内野席では,かの有名な踊るオッサン隊の姿も。
オリックス先発は開幕3戦目登板が濃厚な海田。
立ち上がり不安定で相手の暴走(西岡の3盗や大和の本塁突入)や川端の好返球に助けられた感があり,
序盤はなんとか無失点で切り抜けたところはありましたが,中盤3~5回は無難なピッチングを披露してくれました。
審判員が激狭ストライクゾーンで調子狂わされるような関東元パリーグ勢(中村・津川・橋本・柳田・栄村)ではないだけに,
前回の横浜でのDeNA戦と違って今日は言い訳できないということで締まったピッチングを期待したのですが,
とりあえず阪神打線を相手に期待通りの結果を出してくれました。
序盤打者1巡目は藤波の投球にデホしかヒットが出ず苦しめられるも・・
4回先頭の坂口ヒット,川端犠打で1死2塁のチャンスを作ると・・・
糸井のオリックスへの移籍後初ヒットとなる1・2塁間を破るタイムリーヒットで1点を先制。
藤波投手へプロの洗礼を浴びせたのは,やはりWBC日本代表の主軸も務めた糸井でした。
糸井といえば,2008年のオリックス初のクライマックスシリーズ進出で,当時絶好調の嶋村一輝が
カブレラのライトフライからのタッチアップを糸井のレーザービームで阻止されチャンスを摘まれたことが
一番衝撃的だったものです。
あの悔しさからとにかく糸井を倒す,糸井を上回る守備を坂口に託すという意気込みのもと
日本ハム戦を見てきただけに,糸井が味方にいるという現実がなんとも合併当初の近鉄選手だらけのオリックスに似ているというか,
あの頃を少し思い出したりしていました。
それでも,メディアはオリックスの記事に糸井選手の話題を載せるだけで,
話題性,口コミ効果が抜群に高いだけに,ありがたい存在となっているわけですが。
その後,スタミナ切れとなってきた藤波を容赦なく攻め立て,6回裏に5点を追加。
ただ,そんな中一番盛り上がったシーンが・・・
「阪神のバッター,藤井に代わりまして,日高」
試合内容に白けた3塁側・レフトスタンドをよそに,
このコールで大きな歓声と拍手で沸いたライトスタンドのオリックス応援席。
「この小せぇ人生One Time そう何回もない一度きり
だからこそ誰かのために生きてみるのもいいんじゃない」
宮古島のアーティスト,ハーベスタが生んだ曲をバックに現れるわけでもなく,
阪神の一員として大勢のファンに迎えられる日高。
そして,オリックス期待の20歳の新人森本から,オリックス歴16年,36歳の意地という牙を剥いて
左中間を抜くタイムリー二塁打を放つ日高。
この様に,ただただライトスタンドのオリックスファンは拍手を送るばかりでした。
森本には抑えて欲しいし,阪神には勝たなくちゃならない。
それとともに敵だった糸井を味方にし,オリックス・ブルーウェーブの魂が宿った日高を抑えなくちゃならないという
現実を抜きにできるオープン戦ならではの楽しみがあったように思います。
日高,野球人生の最後まで思いっきりがんばってこいよ。
その後,阪神の実戦不足のストッパー久保から安達のタイムリー3塁打を含めて更に3点を追加。
あれ,そういえば相手のキャッチャーって日高かよ・・・。
中継ぎ投手陣は海田から比嘉・森本・佐藤・平野と繋いで森本の1失点のみで抑えました。
結果,9-1で圧勝でした。
なぜか今年は私が観戦する試合は負けていないという不思議。
まぁ明日のスポーツ紙はどっちみち一面は「藤波」なのはわかってるんですが。
今日は相手の守備のミスあっての得点も多かったわけですが,そういう相手のミスに乗じて勝つことが大事ですね。
今まで相手がミスしても,エラーが多くても,与四球が多くても,被安打が多くても,何故かオリックスが負ける試合が多かっただけに。
前日は,ヒット1本しか打てなかったわけですが,それでも1点取れただけに,
そういう試合でも勝てるようになれば面白いチームになりそうな気がします。
この後,オープン戦最終試合ということで,選手への壮行式が行われました。
こういう意気込みを示すのもオリックスらしいですね。
メディアは取り上げてくれませんが。
こちらは,後日アップする予定です。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
応援歌も随分変わったみたいですし週末からの144試合、楽しんでいきましょう!
色々変わった点はありますが,これまでと変わらずにオリックスの野球,応援を楽しんでいきたいですね。