経済観察ブログ

経済観察プログへようこそ!!経済学にも経済にも素人の僕が、市場を通して経済を観察しようというブログです。

僕の相場日記 令和2年6月28日

2020-06-28 12:15:34 | 日記
先週のニューヨークダウ平均終値は25,015ドル55セント、令和2年2月12日につけた最高値29,568ドル57セントから4,553ドル2セント、率にして16.4%の下落、つまり、それだけニューヨーク市場から資金がよその市場に逃避したか、あるいは債務返済の形で金融機関などの債権者が受け入れたと言うこと。この期間内、例えばFRBは4月9日に、従来は購入することの無かった格付けがダブルBの社債を購入してまで資金を市場に供給することにした。その規模、総額で2兆3千億ドル。邦貨換算で約250兆円前後というから日本の年間GDPの半分以上に相当する額を市場に投じてその動揺を抑え込む算段だが、先週のダウ平均の動きを見る限り、FRBの願望が満たされたとは言えないようだ。この金融緩和策で市場にあふれ出た資金は今のところゴールドに流れ込んでいるようだが、債務の膨張速度ががゴールドの上昇速度を上回ると人々が合意したら、それこそ債務爆発を生むのでは無いか。ちなみにニューヨークダウ平均は過去52週間で2月12日につけた最高値29,568ドル57セントから3月23日最安値18,213ドル65セントまで約35%の下落、そこからここもとの最高値6月8日の27,580ドル21セントまで上昇して現在、下降中。2月12日と6月8日の変動はマイナス6.8%、仮に今回の変動幅が前回の変動幅と同じとすると18,213ドル65セントの約93%で16,975ドル付近まで下落することになる。テクニカル的には既に5日平均線と25日平均線はデッドクロスを示現して現在、5日平均線が下降中。前回のデットクロス示現は2月24日付近で。その日の終値27,960ドル80セントから3月23日の最安値まで暦日で約1ヶ月の間に9,747ドル15セント下落している。前述したとおり4月9日のFRBによる資金供給策を市場が評価して踏みとどまるか、それとも再びうろたえて売りを浴びせるか、令和2年6月29日から7月3日の週が天王山になるのではあるまいか。
 今日の朝刊のお悔やみ欄にある女性の父親の訃報があった。彼女と僕はかつての同僚で、僕は彼女に密かに好意を寄せていたが彼女に婚約者がいることを知って、諦めていた。お悔やみ欄には遺族として夫の姓になった彼女が施主として名を連ねていた。人妻となった彼女が幸福であって欲しいと、今、思う。
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僕の相場日記 令和2年6月23日

2020-06-24 11:37:12 | 日記
 今日、帰宅してパソコンで相場を確認して驚いたのは10時半頃の米国政府のナバロ米大統領補佐官の「米中合意は終了」という発言を受けての相場、特に外為相場の乱高下。この乱高下自体は午後にはほぼ収束したようだが、FX相場や東証相場のチャートは今の上昇相場が政治合意に依存した、消費と生産からは乖離した論理で規律されていることを現していることを物語っていると思う。ちなみに今日の東証一部銘柄で上昇した銘柄は1,358銘柄で68%。チャートはRSIが14日で49.16、下降している。ここから東証でロングを入れるのは少しためらうか。
 トランプ大統領の元側近の暴露本が話題で日本に関連する部分もそれなりにマスコミに注目されているようだが、正直言って、報じられている内容は政治に関心のある人なら思い浮かべる程度のことなのではあるまいか。そんなことよりも国内の貧困対策の方が重要なのではあるまいかと僕は思う。
 
 
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僕の相場日記 令和2年6月21日(日)

2020-06-21 09:27:39 | 日記
さて、始めました、ブログです。
なんとなく、ゆるく、国内外の金融相場のごく一部を眺めていきたいと思います。
自己紹介を少しばかり。
住んでいるところは日本国内のどこか
仕事は昼間は結構、堅い職場で働いています。だから、いわゆる兼業トレーダーです。
 趣味は、まあ、いろいろです。英語を勉強しています。トレーダーとして独立するために必要でしょうからね。
相場に初めて手をだしのは32歳の時、今から20年ほど前のことです、って、年齢が知られてしまいますね(笑)。その時は某信託銀行株で16万円ほど利益を出しました。今考えるとビギナーズラックですね。その後もボチボチと収支が黒くなったり赤くなったりを繰り返していました。素人が闇雲に投資するから、当然というと当然ですね。でも、正直、相場の結果は気にしていませんでした。半分、道楽でやっているから、気楽なものでした。
 今はFX相場に投資しています。少しは真剣に向き合っているつもりです、利益は、ボチボチですが。国内相場には専らインデックスです。僕に個別銘柄投資は無理です。
 契約している証券会社のレポートや幾つかの雑誌、インターネットで複数の報道機関の記事を閲覧していますが、まあ、気休めですね(笑)
というわけで、相場日記、始まり始まりです。
 令和2年1月1日から6月19日までの間で豪ドル日本円がつけた最安値は3月19日のⅠ豪ドル59円849銭。この期間内でつけた最高値は6月8日の1豪ドル75円70銭、差は+15円851銭、3月19日の最安値を基準とすると約26%の上昇。前回の波動の底値は令和元年8月26日の週の69円951銭から12月23日の76円540銭、上昇率は9.4%。今回の上昇の起点59円849銭はフラッシュクラッシュという指摘もあるから上昇率だけでトレンドの転換を指摘するとこは危険かも知れない。そこで、200日移動平均線との乖離を中心に考察する。前回の波動の頂点は令和元年12月23日の76円54銭で、この日の200日移動平均線は81円546銭だから乖離は5円006銭、率にしてマイナス6.5%となる。今回の波動も前回と同様の奇跡をたどるとすると6月19日の200日移動平均は72円312銭だから、このマイナス6.5%は約67円611銭となる。6月15日の週は円高に振れ続けたが、これが本格的な修正局面なのか、たんなるブレなのかは今週の相場を見て見ないと分からない、と思う。
 財務省が公開している資料によると令和2年度6月の約21兆4,100円の償還が行われる。償還された資金のうち新発国債の引き受けに回る額がどの程度あるのか、金利の動きを注視する必要があるだう。有力な運用先がない今の日本経済では国債に資金が集中するようにも思うが。
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