日本銀行(植田和夫総裁)令和6年9月19日、20日の2日間にわたって開催した日本銀行金融政策決定会合・政策委員会において「当面の政策運営について」(*1)を全会一致で決定した。それによると日銀は当面の間、無担保コールレイト(オーバーナイト物)を0.25%程度で推移するよう誘導することとした。この誘導目標は現状維持であり、市場では大方のの予想通りとされた。
発表が金曜日の昼間だったこともあってか日本国債10年物の金利は0.83%付近と前日と大差ない水準で推移した。なお同債券は5日平均線が25日平均線を下回り続けている。これを見る限り市場では債券を売って株式を買うという資金運用は見られていない。9月23日は秋分の日で市場は休場にので、24日の市場の動きが気になる。
外電の伝えるところでは中東のレバノンでイスラエルとヒズボラの間の武力衝突が激しさを増している。ヒズボラの背後にはイランがいるのだそうで、してみるとイスラエルはイランの参戦を促しているのだろうか。
僕のような素人でも少しでも経済に関心を持つと中東と聞くと石油と思い浮かべると思う。で、国際石油市場をみると原油先物は小幅な値動きに止まったようで、背景には日量約40万バレルの需要不足があるようだ。(*2)ただ、緊迫する中東情勢が原油市場を下支えしているとも言い、ここらへんになると素人には難しし過ぎて、よく分からない。ちなみに5020エネオスホールディングスは20日終値で788円90銭をつけた。
(*1) https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2024/k240920a.pdf (*2) ロイター通信 令和6年9月20日午前10時47分 https://jp.reuters.com/markets/commodities/NT7UZLBP2VPRJH22IWPHVMGAQE-2024-09-20/)
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