経済観察ブログ

経済観察プログへようこそ!!経済学にも経済にも素人の僕が、市場を通して経済を観察しようというブログです。

僕の相場観察日記 令和7年2月9日

2025-02-09 19:44:41 | 日記

 例えば手元に1,000万円の資金があったとして、銀行預金と株式投資のどちらが得か計算した。

 三大メガバンクの一角を占める三菱UFJ銀行の「自由金利型定期預金(大口定期)」で金利は年利0.4%つく。金融庁のホームページにある資産形成シミュレーターで計算したところ上の条件で10年預けたとすると元利合計で資産は約1,040万円となる。ところで、例えば2月7日の7451 三菱食品(東証スタンダード)の株価終値は4,835円だった。手元資金1,000万円で投資することを考えると購入可能株式数は2,000株。令和5年3月期の一株あたりの配当は160円だったから、2,000株×160円で32万円となる。一株あたりの配当が160円のままと仮定して10年間保有したとすると受け取る配当金は総額で320万円、元利合計で1,320万円となる。もっとも会社は一株あたりの配当は下がることを予想しているようだが。同じように考えると9509 北海道電力(東証プライム)の株価は748.9円で、令和5年3月期の一株あたりの配当が20円だった。手元資金を1,000万円とすると購入可能株式総数は約13,000株なので、受取配当額は20円×13,000円=260,000円となる。当然といえば当然だが、銀行預金は預金保険や政府の規制などで保護されているから安心度が高い。だが、10年預けたのに1千万円が1千40万円にしかならない今の金利もどうにかしてほしいところ。要は預金を主として投資はほどぼとということかしらん。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕の相場観察日記 令和7年2月2日

2025-02-02 22:05:12 | 金融 経済 株式相場

 日本の株式相場とは関係ないかもしれないが、日本国債10年物の金利が1.249%、同じく米国債10年物が4.53%で、この日米金利差が日本円米ドル為替相場に反映されているという解説を耳にする機会が多い。ところで、金利のチャートをみると日本国債の利率は緩やかに上昇傾向にあり、米国債は緩やかに低下する傾向にある。これは両国の金融政策を利率が反映しているのだと聞く。今、債券市場では金利の先高観が静かに台頭しているのだそうで、市場参加者の国債買い控えがみられて、これが国債のだぶつきを招いているという解説もある。日銀は今年中盤に利上げするともいわれており、年内前半は国債金利が小幅に上下しながら上昇するのだろうか。ちなみに日本の最新の実質金利(日銀の誘導目標金利ー消費者物価上昇率)は0.25ー3.6でマイナス3.35%だった。

 僕が観察している会社で、例えば9509北海道電力は配当利回り2.52%、9101日本郵船は5.32%、5020エネオス3.30%と発表されている。あまり考えたくはないが、国債の先高観が債券市場で急激に台頭して金利が上昇、資金が株式市場から金利を求めて債券市場に流れ込むというシナリオも考えておかなければならないかもしれない。もっとも、債券市場に資金が流入するということは債券価格の上昇ひいては債券利率の低下を意味するわけで、短期的にはともかくも中長期的には悪いことばかりではないのかもしれないが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする