久しぶりに東郷町の藤川天神へ。
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この日は、臥竜梅も花がポツン、ポツン、と咲いているだけ。
境内にあるツンの銅像をじっくりと眺めてきました。
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平日の午後だったので他に参拝客はおらず…
ツンの真横に立ってみたり、
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ツンの真後ろにまわってみたり、
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ツンをしたから眺めてみたり、
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足などをアップで撮ってみたり、
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5円玉があるね。
銅像の下には水鉢。の中に小銭が。
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この銅像はツンのほぼ等身大。
中村晋也先生の作品です。
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西郷どんとツンの由来
明治七・八年ごろ 藤川天神に参詣の西郷どんは
藤川牧野の前田善兵衛が飼っていた名猟犬ツンを見て懇望した
ツンは 虎毛の左尾の牝犬で兔狩りの逸物であった
三原隼太なる人を経て贈られた西郷どんは喜び
自分の乗馬を三原に与え 前田には 金二十貫を与えた
その後 ツンは はるばる藤川を慕って 二度も帰ったと言い伝えられている。
NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」を機に110年を経た今「ツンの像」を建てる
平成二年 二月吉日 西郷隆盛愛犬「ツン」銅像建設委員会
ツン、思うところがあって、ひとりで(一匹で)藤川に帰ったのね…
それにしても、犬の帰郷本能というのはすごいですね。
こんな話もあります。
・西郷隆盛が明治10年役の陣中で黒毛とかや毛の犬を飼っていた。(西南戦争真っ最中)
・黒毛は佐志郷出身(現在のさつま町付近)、かや毛は小山田郷出身だった。
・薩軍が官軍から可愛嶽(宮崎県延岡市)へ追い詰められ、決戦の覚悟をした西郷さん。
・7月7日、2匹の頭を撫でて「帰りなさい」と愛犬を逃がした。
・その時の西郷さんの大きな両眼は涙でうるんでいた。
・9月24日・城山陥落(西郷さん自害)の前夜、黒毛が故郷・佐志の当初の飼い主・押川甚五左衛門さんの家に帰ってきた。
・押川さんは驚くも大変喜ぶが、その後西郷さんの死を聞く。
・かや毛は行方知れず。
参照「南洲翁逸話」「西郷どんと愛犬物語」
先日古書店で購入した、西郷どんと愛犬物語。
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この本にも西郷さんとツンのお話が載っています。
そのほかにも西郷さんがいかに狩猟犬に執着していたかが分かる内容です。
おすすめです。
薩摩川内市のホームページ「薩摩川内観光物産ガイド・こころ」では、ツンの子孫の写真も見ることができます。
リンク貼っておきます。
⇒ https://satsumasendai.gr.jp/feature/saigospots/
撮影日:2017/2/1