every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

小学館ビル「ラクガキ」

2013-08-25 | 雑記
立替のため壊される小学館ビルに藤子不二雄(A)氏や浦沢直樹氏、ゆうきまさみ氏(漫画家には氏をつけるのがトキワ荘からの伝統)が「ラクガキ」した壁を一般公開で見てきました。


小学館ビル「ラクガキ」



すげぇ! と思ったのは「ラクガキ」もそうなのですが、仕切りの上手さでした。
整理券必須で15分間限定の入れ替え制。整理券の時間指定は不可でひとり1枚が徹底されているようでした。枚数限定で予定枚数を終わったら次の回に切り替える・・・・・・というような感じだったようで、複数回の整理券をひとりで取るというのも難しかったと思います(自分はそこまでしようとは思わなかったですが)。


小学館本社ということで各々の漫画家がはじめて持ち込みをした思いや、小学館の看板ともいえる藤子不二雄氏へのリスペクトをこめた絵が多かったように思います。

オタク濃度が夏目三久が持っていたゴムより薄~い人間なので「おお、この人がこんなことを!」という物語を読み取ることが出来なかったのですが、リテラシーのある人から見たら「絵の上手さ」「あのマンガが!」という以上の何かを読み取ることが出来たみたいです。

そういう人にとっては15分は短すぎたのかもしれませんね。

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