課金ゲー

今月買ったCD・レコードを集計したら60枚もあった……。聴ききれん！


財政危機だ……というのは大げさで8割が百円、後の1.5割が500円以下。平均すると定価で買った新譜はHerber「Part 8」とライヴが素晴らしかったので物販で買ったNISENNENMONDAIくらいなので、そうでもないっす。平均すると420円。ツタヤ並みの値段！


決算期なので在庫整理という意味でセールをやっているから……なんだろうけれど、いよいよCD/レコードに誰も見向きもしなくなったってことなのかなぁとシミジミしてしまいます。

かつて買い集めた人もデータに完全移行してしまったり、そもそも音楽を聴かなくなって手放す。
それに対して新たな音楽ファンが充分増えていかないから、ディスクユニオンみたいな大型中古店に在庫が過多になる。
お店としてもそれはキツいから薄利多売で売る。よって百円コーナーは充実する、というような循環。

特に新宿中古センターは本日926円以下（新入荷は除く）を100円にというふざけたセールをしていただいたので、既に音源としては持っているものの、ジャケットやアートワークも込みで持っておきたいものをここぞとばかりに買っておきました。ビートルズとかスライとか。あ～、マイルズとかコルトレーンとかジャズの定番モノも掘っておけばよかった。百円で買えたんじゃないか？


それと100枚くらいお会計している人がいて胸熱でした。多分、大学生くらい。失礼だけれどお風呂にもちゃんと入ってないような人だった。これからもガンガン音源買って行って色々聴いていって欲しいものです。

ソシャゲーのレア・アイテムに課金している人を「わかんね～ 意味不明！」とか横目に見てたんですが、そーゆー人たちからしたらYouTubeで聴けるのに（だけでなく音源データを持っているのに！）CD・レコード買うなんて意味不明（藁）という感じなのでしょうね。

隣の芝生は青くて、奇妙だ。